風間教場

長岡弘樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093865630
ISBN 10 : 4093865639
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

本邦初の警察学校小説は、新たなステージへ。驚愕のラスト!

【著者紹介】
長岡弘樹 : 1969年山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第二五回小説推理新人賞を受賞しデビュー。08年「傍聞き」で第六一回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。13年に刊行した『教場』は2013年週刊文春ミステリーベスト10国内部門第一位を獲得、14年本屋大賞にもノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    警察官としての資質のないものを篩い落とす場所でもある警察学校で、教官の風間は校長から落伍者を出さないことを命じられる。正月のキムタクのドラマを観たので、復習する感じでスラスラ読めました。常に危険と隣合せである警察官として一人前にするため厳しい風間の教えは、一般市民である我々にも参考になることが多かった。特に、生徒の興味を集める授業手法は、仕事のプレゼンでも生かせるような気がしました。ドラマの内容やキャストとの微妙な違いも楽しみながら、風間教官の深い温かさが感じられるストーリーで、面白かったです。

  • しんたろー さん

    シリーズ最新作は、教官・風間の目線で語られ、何を考えているのか判り辛かった風間の心情が伝わってくるので、これまで以上に入り込み易い。その反面、得体の知れない怖さは薄れ「退学者が出たら、風間も退職」という校長からの足枷もあって、これまでの鋭利なタッチが鈍った感なのは残念。風間らしい洞察は相変わらず冴えているし、校長や助教のキャラも良くて、著者らしい伏線の張り方も健在で嬉しい。ラストの敬礼はドラマのクライマックスのようだし、エピローグも清々しいのが、このシリーズとしては意外だったが、完結に相応しいとも思えた。

  • パトラッシュ さん

    短編の名手である著者初の長編と聞いて感じた不安を吹き飛ばす出来栄え。小説は内容によっては長さが異なって当然だが、シリーズ物の短編は同一分量でまとめるよう要求されるため長すぎたり短すぎたりする例も珍しくない。本書は短いエピソードを積み重ねて連作的な部分も残しながらも各挿話ごとの連続性を重視し、加えて校長がなぜ風間に「退校者を一人も出すな」という命令を与えたのかという謎が芯となって全編を貫いているので、300枚超と短めながらも読み応えのある長編となっている。風間の将来を暗示する余韻を残した終わり方もよかった。

  • おしゃべりメガネ さん

    これまで数々の名作短編を綴り続けている作者さんの本格的な長編で、しかも主人公はあの「風間」教官です。名作『教場』にて、とんでもなく強烈な印象を与えてくれた「風間」教官の魅力を思う存分に味あわせてくれます。そして相棒となる助教に「平」さんをキャスティングするなんて、もう贅沢すぎますね。本作でも「風間」教官の鋭い推理がキレまくり、次々と'問題児'達を指導していきます。今作には人情面も強化されており、しっかりと感動もさせてくれます。限られた僅かなページ数の中でこれだけのドラマが書けるのは作者さんならではですね。

  • ひさか さん

    STORY BOX2018年8、11月号、2019年2、5、8、11月号掲載のものに全面改稿を行い、2019年12月講談社刊。シリーズ4作目。木村拓哉さんのテレビドラマを先に見ていたので、木村さんのイメージが強かったです。よくできたお話で、半年間の警察学校生活は興味深く、登場人物達も生き生きとしていました。いきなり4作目を初読みしましたが、前作も読むことにします。楽しみが増えました。

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長岡弘樹

1969年、山形県生まれ。筑波大学卒。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。13年に刊行の『教場』は、週刊文春「2013年ミステリーベスト10国内部門」第1位に輝き、14年本屋大賞にもノミネートされた(本データはこの書

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