CD

Ecological Plantron

銅金裕司 / 藤枝守

基本情報

カタログNo
:
EM1202DCD
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

「植物からみた生きものたちのインターフェイス」。植物の視点から我々の身体を包み込む生態系の連鎖を音によって体感させるラディカルなインスタレーション、『エコロジカル・プラントロン』(1994年)を再検証復刻。

バイオアーティストの銅金裕司が、植物と話し植物から話しかけてくる装置を目指し、90年代初頭に研究開発した画期的なシステムそれが「プラントロン」だ(※関連の博士号論文もある)。植物(ラン)から生態電流を取り出して人間の知覚できる物理現象に変換するこの装置は、植物の知性をヒトが感得できるか探ることを第一義とし、物理現象じたいを興じるためのものではない。

『エコロジカル・プラントロン』はこの「プラントロン」を運用した初のインスタレーションの<音>の記録だ。本作は銅金の「プラントロン」を作曲家の藤枝守がインスタレーション用のサウンド・システムに構築したもので、植物とヒト環境の往信で生まれた生態電流を電子音にプログラム変換、不定形かつ不規則な電子音の粒が放出される(※)。強引に例えればクセナキスやペンデレツキの図形楽譜曲にどこか似た雰囲気を想像できるかもしれない。生態電流といえば、ヒトの脳波を使ったローゼンブームやルシエらの実験音楽が思い出されるが、本作はヒト主体でなく植物ファースト、そもそも<音楽作品>として提示されていないことを記しておきたい。

今回の復刻ではギャラリーで制作された自主盤音源をリマスターし、『エコロジカル・プラントロン』から派生した二つの作品「マングローブ・プラントロン」と「ピアノラ・プラントロン」をボーナス・ディスクに収録した。

※藤枝は、ヒトが制御不能のこの音塊からある種の規則性を聞き出うとする過程で現代音楽が置き去りにしてきた「メロディー」を再発見し、それを端緒に「植物文様」というシリーズを作曲し発表している


(メーカー・インフォメーションより)

内容詳細

植物学者/バイオ・アーティストである銅金裕司が開発したシステム“プラントロン”の最初のCD記録集としてリリースされた94年作。藤枝守のサポートでインスタレーションとして構築したもので、“植物中心主義”が生んだユニークな世界が楽しめる。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

ディスク   2

  • 01. マングローブ・プラントロン
  • 02. ピアノラ・プラントロン

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

イージーリスニング に関連する商品情報

おすすめの商品