みんなが、ひとりでいても寂しそうに見えなければいいのに つれづれノート 39 角川文庫

銀色夏生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041099735
ISBN 10 : 4041099730
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

これから先のことは、世の中でどうなるのかわからないので、とりあえずしばらくは今のことだけに対処する。お金をあまり必要としないけどお金が余っていたら楽しく使い、人に依存しないけど人々とは協力して、より自然な食べ物、より自然な体の動き、より自然な感情で生きていきたい。私はやっぱり、じりじりしながら時が過ごるのを待つことが苦手で、それさえなければ気分は晴れてる、と思う。あるがままに、つれづれノート39。

(「BOOK」データベースより)

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銀色夏生さんのエッセイ、つれづれノートシ...

投稿日:2021/04/09 (金)

銀色夏生さんのエッセイ、つれづれノートシリーズ39弾というからそれだけ続いていることがスゴイですよね。当然ファンが多いシリーズで、どの1冊から読んでも問題ないので、特にイチオシなのがこの「みんなが、ひとりでいても寂しそうに見えなければいいのに」です。タイトルで心惹かれて、お一人様な私にとってはまさに「それ」って感じの納得の内容となっています。また夏生さんは今のことだけ対処する、人生のピークは晩年と設定いて淡々と生きているって書かれています。現代社会は女性は若さに価値を置いている人が少なくなくて、ちょっと息苦しい世の中だったりします。個人的には、まだまだそこまで悟りは開けないけどそんな生き方も素敵だなと思わせてくれる1冊です。

イック さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希 さん

    子供たちも独立し、ひとりの時間を楽しむ時期に入った銀色さん。でもふと感じる孤独。ひとりになるって自由になるだけではないのですね。

  • みっちゃんondrums さん

    写真詩集だけ読んできて、この「つれづれノート」は初めて読んだ。私にとって銀色夏生は「そして僕は途方に暮れる」の凄い作詞家で、センスのよい言葉と写真を世に出すアーティストなのだけど、なんか、普通だ。それがうれしい。ここに綴られているのは、ううむと考え込んだり、ダラダラして仕事を後回しにしたりする、私と似た何気ない日々。2020年8月から2021年1月までの日記。そう、すでにコロナ禍にある日々。次の「つれづれノート」では、宮崎に拠点を移しているんだね。このシリーズのタイトルがまた、らしくて良いなあ。

  • hitomi.s さん

    好きとか嫌いとかでなく読むこのシリーズも39冊目。わたしが、気性の荒い人物に翻弄された日も、夏の日常マスクに倒れないように毎日保冷剤を持ち歩いてた日もあったこの期間の銀色さんの日常。その考え方は???と思うこともあるけれど、続きも読んでいきたいので、本屋さんで買う。元気そうで何より。次作ではワクチンとオリンピック話が、のんびりと書かれているといいな。

  • そら さん

    2020.8〜2021.1までの日記。コロナで初めて緊急事態宣言が出た頃だったんだな〜と。やっぱり銀色さんの言葉には時々ハッとさせられました。1日分の文章が短いので、ちょっとした時にちょっと読めていい感じでした(∩´∀`∩)。

  • ぷりけ さん

    サクも今年から社会人になったのか… ミニマリストの本を読んだ銀色さんだが、メルカリで色々買っちゃって、失敗したのねw

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人物・団体紹介

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銀色夏生

宮崎県出身。詩人・エッセイスト。1985年、第一詩集『黄昏国』(河出書房新社)刊行。写真詩集、イラスト詩集、日記風エッセイ「つれづれノート」シリーズ(角川文庫)など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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