韓国民主政治の自壊 新潮新書

鈴置高史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106109539
ISBN 10 : 4106109530
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
266p;18

内容詳細

文在寅大統領は在任期間中、一貫して民主政治を壊そうとしていた。三権分立を無視した検事総長の解雇、検事や裁判官を捜査するための「ゲシュタポ機関」創設、「メディア懲罰法」制定の試み…。そのすべては「従中・反米・親北」という政治路線と符合していた。文在寅にクビにされたその検事総長が新大統領に就任した今、果たして韓国は変わるのか。朝鮮半島「先読みのプロ」による冷徹な観察。

目次 : 第1章 コロナが暴いた韓国の素顔(「西洋の没落」に小躍り/ 宗教に昇華した「K防疫」 ほか)/ 第2章 あっという間にベネズエラ(三権分立の崩壊が生んだ尹錫悦大統領/ 永久執権目指し「ゲシュタポ」設立 ほか)/ 第3章 そして、友達がいなくなった(猿芝居外交のあげく四面楚歌/ 「慰安婦を言い続けるなら見捨てる」と叱った米国 ほか)/ 第4章 韓国はどこへ行くのか(「レミング」が呼ぶ李朝への先祖返り/ 保守も左派も核武装に走る ほか)

【著者紹介】
鈴置高史 : 1954(昭和29)年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員、香港特派員、経済解説部長などを歴任し2018年に退社。02年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    デイリー新潮の連載をまとめた一冊。著者が反文政権という所に注意しながら読む必要あり。というか韓国関連のニュースを見ていると、レイムダックとなってからの迷走ぶりを見ると誰でも反文政権になるか。メインテーマとなっているのは検察改革や公捜処といった三権分立の崩壊や、反米親北朝鮮に見られるような外交の崩壊。特に親北朝鮮に関しては政権初期から顕著だったものが、末期になってさらに磨きがかかった感じとなっている。大統領が変わって保守政権となったものの、現在では左右の対立がさらに激化しているようだし、どうなるんだろう。

  • Kolon さん

    著者の韓国政治分析は的を得たものが多い。 韓国の左派の有り様は、明らかに韓国の国益の足を引っ張る要素が多くユ政権にとって足枷だ。 韓国国民同士が一致点を見いだせない中で民主的に選択された政権が民主主義を破壊する過程は、過去の歴史でも繰り返されている。 どうやら韓国はその過程を突き進んでいるようだ。 そうなると韓国は日本にとって敵国認定する相手になる可能性があり、そうしたリスクを考えながら日本の国防や経済安保を考えて欲しいものだ。

  • 司馬太郎 さん

    国家間の約束は国内法に優先して守られべきものと、国際関係にも性善説を期待していた我が国だったが、想像を超える国が隣にいた。最終的に解決しようが、不可逆的に解決しようが、いかなる文言による合意も反故にして恥じるところのない国と信頼関係の構築は無理。有事、土壇場になって裏切られるより平時に相手の本性が分かってよかったとすら思う。彼の国には何度も騙されてきたがこちらも騙されている余裕がなくなった。本書は韓国ウォッチャーによる冷静なリポート。勉強になる。

  • ワシじゃ さん

    国際常識・一般常識が通用しない国。世界から遠ざかる国、その要因は儒教の影響か❓️ と言う事は中国も同様ではないか❓️話せば解るは先進国側の妄想なのかも知れないと思う今日この頃。

  • 有海2000 さん

    デイリー新潮の連載のあれですね。相変わらずの切れ味。

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