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万葉集入門

鈴木日出男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005004140
ISBN 10 : 4005004148
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2002
Japan

Content Description

『万葉集』の歌の作者は、天皇から庶民までの広きにわたる。彼らは何を見、感じ、どう表現したのか。代表的な名歌を解釈しながら、日本最古の歌集の奥行きある世界を旅する1冊。

【著者紹介】
鈴木日出男 : 1938年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程修了。成城大学教授、東京大学教授を経て、現在、成蹊大学文学部教授、東京大学名誉教授。専門は日本古代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    「令和」を受けて、「万葉集」がベストセラーらしい。本屋でも特設コーナーが出来ている。にわか古典ブームかな。と、私も、図書館にあったやさしそうな本を読んでみる。あー、この歌も万葉集だったんだなぁと思い出す歌もある。人の心は、今も昔も変わらない。「験なきものを思わずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし」効果もない物思いをするくらいなら一杯の濁酒を飲むべきだろう、と、今日も酒を飲む。

  • ふたし

    久しぶりに万葉集を味わった。言葉の響きがとても良いと、いつも思う。

  • yumicomachi

    これまで何冊かの万葉集入門書やムックを読んできたが、これほど深くわかりやすくまとまったものはなかった。以下、目次を紹介する。1.『万葉集』とは何か2.恋の歌ーこころの映像3.初期万葉ー宮廷文化の華4.万葉第二期—「大君は神にしませば」5.柿本人麻呂ー偉大なる抒情6.都と鄙ー自然へのまなざし7.山部赤人ー叙景の達人8.大伴旅人ー美と悲哀の歌人9.山上憶良ー「子等を思ふ歌」10.高橋虫麻呂ー人間の根源をみつめて11.女歌ー内省のめばえ12.大伴家持ー孤高の大歌人13.東歌ーひろがる歌のすそ野。2002年発行。

  • KiKi

    この本はね、KiKi がLothlórien_山小舎に居を構えて以来、いつかは読んでみたいと思っていた本の1冊です。  「Lothlórien_山小舎」と「万葉集」。  その接点がどこにあるかっていうとね、日本最古のこの歌集には「東歌」というジャンルがあるんですよね〜。  「東歌」というのは万葉集の巻十四の一巻に収められていて、238首あるんだけど、そのすべてが作者不明。  まあ、このこと自体は万葉集の全歌数のほぼ半数が作者不詳であることから、不思議でもなんでもないんだけど、その東歌のうち、国が銘記された

  • こうたろう

    あなどるべからずジュニア新書。中・高校生向けとは言え、大人が読んでも十分に鑑賞に堪える本。同シリーズの「詩の心を読む」茨木のり子も良書だったです。

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