基本情報

内容詳細
啓蒙の時代、十八世紀英文学の豊かな杜を逍遙し、漱石と出逢う。ポープ、ジョンソン、スウィフト、スターンなど十八世紀英文学の精緻な読みのその先に、英文学者夏目漱石の依って立つ基盤が見えてくる。英文学研究の泰斗による「人生最終本」。
目次 : 第1部 十八世紀英文学(バートンと日本/ ウィリアム・テンプルの中国観/ ハリファックスの中道主義 ほか)/ 第2部 漱石研究(漱石のポープ論/ 漱石のポープ像/ 漱石とスウィフト―開化の中の厭世主義者 ほか)/ 第3部 土居先生追想(土居光知先生の事ども)
【著者紹介】
鈴木善三 : 1931(昭和6)年10月16日宮城県宮城郡塩竃町(現塩竃市)に生まれる。1962(昭和37)年3月東北大学大学院文学研究科博士課程満期退学(英文学専攻)。1963(昭和38)年4月東北大学文学部専任講師。1966(昭和41)年4月東北大学文学部助教授。この年、平善介氏、樋渡雅弘氏と共に日本ジョンソン協会を創設。1981(昭和56)年1月東北大学文学部教授(英文学講座担任)。在任中、東北大学の評議員を二期(一期二年)務める。1995(平成7)年3月東北大学を停年退官、名誉教授となる。1995(平成7)年4月宮城学院女子大学大学院人文科学研究科教授。1999(平成11)年4月宮城学院女子大学大学院人文科学研究科科長(2001年3月まで)。2002(平成14)年3月宮城学院女子大学退職。この他、日本英文学会監事や東北英文学会会長も務めた。海外での活動としては、1969‐70年に渡米し、PopeやSwiftなどの研究誌The Scriblerianの編集に携わったほか、英国ケンブリッジには、British Council Visiting FellowとしてHughes Hallに2年ほど滞在したのをはじめ、長期・短期を合わせ6回渡英した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
鈴木善三
1931(昭和6)年10月16日宮城県宮城郡塩竃町(現塩竃市)に生まれる。1962(昭和37)年3月東北大学大学院文学研究科博士課程満期退学(英文学専攻)。1963(昭和38)年4月東北大学文学部専任講師。1966(昭和41)年4月東北大学文学部助教授。この年、平善介氏、樋渡雅弘氏と共に日本ジョンソ
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