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リング

鈴木光司

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041880012
ISBN 10 : 4041880017
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1993
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。この忌まわしいビデオの中には、一体どんなメッセージが……恐怖とともに、未知なる世界へと導くオカルト・ホラーの金字塔。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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原作の方が映画より圧倒的に面白い。何と原...

投稿日:2021/04/13 (火)

原作の方が映画より圧倒的に面白い。何と原作では貞子はテレビから出たりしない。それどころか1度も実態としては登場しない。映画は外連味を狙って作ったといえ、原作の方が深みがある。後に3部作となるが、最近の小説では最も面白い作品となった。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゅら

    23年振り位の再読。本の内容は忘れてて映像化のインパクトばかり残ってる。超能力での恐怖となると現実感薄れてあまり怖いとは思えないが、多分映像化で表現してない貞子の特徴が、ちょっとリアルにいると思うので、そういう人が特殊な力を持つ、ってなんかあるかもと思える。しかし貞子はこの思念の映像をビデオに残して何がしたいのかと疑問。世間への復讐?復讐になるのか?「「なあ、よく考えてみろ。オレたちの将来にはなあ、確実なものなんて何もねえんだ。常に、あやふやな未来が待ち構えている。それでもお前は生きていくだろ。(略)」」

  • Tetchy

    モチーフは古来からある不幸の手紙なんだけど、やはり面白い。物語の読ませ方も上手い。そして確かに怖い。書いていることに特別おどろおどろしさはなく、言葉も怖さを助長させるようなオーヴァーな表現は使われていないのだが、なんだか人を不安にさせる空気がこの中にはある。超心理学、陰陽道、ウィルスなどあらゆる分野から人間の歴史の暗部に纏わる逸話を投入し、読者のページを繰る手を休ませない。ビデオテープという文明の機器。怪異な映像。呪い。超能力。そしてウィルス。これらを巧みに混ぜ合わせて上質のホラーを紡いだ力量に脱帽。

  • absinthe

    有名作品で期待していたが、あまり怖くなかった。時間が限られた中での追い詰められていく心理などサスペンス要素は面白かったが、設定が作り物っぽくて入り込めなかった。映像作品未見だが、貞子が出てくる例のシーンは本作と関係なかったらしい。CMによって誤った先入観を植え付けられていたようだ。理解できないから怖いというものと理解できるから怖いというものの差は、受け止めての個人差も多いだろうか。

  • よむヨム@book

    ★★★★★ 星5つ 「リング」面白かった。 今では、古典ホラー小説の名作に入るのでは、というには言い過ぎでしょうか? 初めて読み方には、VHSテープというアナログで映像を記録するメディアが肝になる。 VHSテープという物がわからなければ、ググってね。 ディジタルで記録するメディアでは、この物語は成立しないと思う。 なんせ、1991年の作品で、ネットやPCは一般には普及しておらず、スマホはもちろんBlu-rayやDVDなどのディジタルで映像を記録するメディアもありません。→

  • 吉田あや

    久しぶりの再読で、いかにドラマ編の貞ちゃんにイメージを上書きされていたか愕然としつつ。井戸を出たり、入ったり、出たり、入ったりしながら、縦横無尽に八つ当たりに当たり、祟り、呪い、目力でびびり殺しにしていたあなた…と思っていたけど、そんなに井戸は出たり入ったりしてなかったね。ごめんね貞ちゃん。でも、地味に、ひたすら地味に、姿はほぼ見せないのに、なんなのこの背後の不穏さ。貞ちゃんの真骨頂を久しぶりに堪能して満足。貞子フォーエバー。いや、でも、出てはこないで。

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