これでいいのか長野県 地域批評シリーズ

鈴木ユータ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867160428
ISBN 10 : 4867160423
フォーマット
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

本書は、2013年に発売された『日本の特別地域特別編集50 これでいいのか長野県』を文庫化したものですが、
文庫化するにあたり、古くなった情報は削除し、現在も継続しているテーマについては加筆や訂正を加えています。

長野県は各都道府県のなかでも注目度が高い県のひとつです。自然豊かなローカル県といった風情ですが、
軽井沢など人気観光地も多く、魅力度ランキングでは毎年ベスト10入り。平均寿命も男女で全国トップクラス。
幸福度ランキングで1位に輝いた実績もあります。そんな長野県、いや「信州」は今、全国から羨望を集める地域になっていると
いっても過言ではありません。

しかし、外見は抜群によいのですが、その内面はというと…近代の夜明けとともに勃発した東信・北信と中信・南信の対立はまだ燻ったまま。
地域間のまとまりはほぼ無いに等しく、この状況は「納得できないことは白黒はっきりさせるまで突き詰める」
「一度バトルに発展すると収拾困難」といわれる信州人らしさ全開です。ただ、この信州人の性質やスタイルを理解しなくては、
信州の本質にたどりつけません。

そこで本書では、信州人の真実の姿を現地調査で明らかにし、「信州的独自性」の真髄をとことん探りました。
信州人からしたら普通で当たり前のことも、他地域の人からしたら「え!?」と思う気質や習慣がたくさんありますし、
またそれらが意外な地域問題につながっていたりします。そのような内容がふんだんに盛り込まれた本書は、
地元がどんなところか改めて見つめ直すきっかけになる本だと思います。信州は「教育県」にして「議論県」。
信州人は国内きっての「議論好き民族」で知られています。普段の話のタネに、また酒の肴に、信州人にぴったりの一冊。


【著者紹介】
鈴木ユータ : 1982年、千葉県木更津市生まれ。全国各地を巡る実地取材系ライター

岡島慎二 : 1968年、茨城県土浦市生まれ。学術系からギャンブル・風俗系まで扱うライター兼編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • toshi さん

    「これでいいのか〇〇〇」と言うシリーズで、特に「これでいいのか?」と言う内容では無い。 ひたすら独断で長野県のことをいろいろ書いた本。 ただ取材して思ったことを書いただけでなく、一応統計データなども示しつつ考察したりもしている。 県民として、そんなこと思ったことも無いけど・・・っていうことだらけで、そんな風に見てる(人も居る)んだとびっくりしながら読みました。 偏見だらけで言いたい放題だけど、結構面白い。

  • ちーくん✥ さん

    元長野県民ですが、この本の通り、長野県民は自分住んでいる地域以外は、意外と詳しくない人が多いので、トリビアみたいなのが盛りたくさんで楽しく読めた。時々地元民にしか分からないであろう、マニアックな地名も出てきてニヤリ。 ただ、若い世代はここの本に書かれているほど各地域の争い意識みたいなものは徐々になくなってきていると思うけれど‥ 与太話も多いけれど、時々各市町村の取り組み(少子化対策に子育て世代にどのぐらいの補助を出しているか等)や債権残高などデータを用いて、真面目に分析している部分もあって参考になった。

  • そると さん

    長野県民(現在は東京在住)です。特に県庁が長野市に置かれた経緯はおもしろかったです。松本と長野、どちらに県庁を置くかで、これほどバトっていたとは。もし、松本に県庁が置かれていたら、南信の立場は今とだいぶ違っていただろうな、とありえない夢を見てしまいました。今まで南信民として、いいようのない肩身の狭さ(笑)を感じてきましたが、やっぱり個人的なひがみじゃなかった!と実感。でも、きっといつか南信に光があたる日はくるはず、と(むりやり)希望を持って読了しました。

  • TAKA さん

    「両雄並び立たず」ですね。 とはいえ自分の住んでいる場所がナンバー1じゃないと嫌だっていうのは分かる。

  • grappler さん

    気軽に読める読物としてはいいかもしれないですね。

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