芸人交換日記 イエローハーツの物語

鈴木おさむ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778313548
ISBN 10 : 4778313542
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
308p;15

内容詳細

本作品は、雑誌『Quick Japan』にて連載ののち、2011年3月に単行本が刊行。結成11年目の売れない漫才コンビ「イエローハーツ」のふたりを主人公とした青春小説で、全編、交換日記形式で綴られている。


ボケ&ネタ作り担当の田中は感情を表に出さないタイプで、堅実にTSUTAYAでアルバイト。一方ツッコミ担当の甲本は、お金にルーズで女好きのでたらめ男。ふたりは30歳になったのを機に、「今年こそ売れるために」と手書きの交換日記を開始。そこからふたりの芸人人生が大きく揺れ動いていく。


バラエティ番組や舞台を芸人とともに手掛けてきた鈴木おさむだからこそ描けた、芸人世界のリアルすぎる描写の数々。そして感動のラスト──。今田耕司、タカアンドトシ・タカ、カンニング竹山ら多くの芸人たちが号泣した、いま一番泣ける小説。




【著者紹介】
鈴木おさむ : 放送作家。1972年、千葉県千倉町(現南房総市)生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳でデビュー。バラエティーを中心に数々の人気番組を構成。2002年には、森三中の大島美幸さんと結婚。「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー2009受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シブ吉 さん

    三十過ぎても芽が出ない、甲本と田中のコンビ、「イエローハーツ」。ネタは面白いが、弱小事務所の為かパッとせず、後輩芸人に追い抜かれて焦りの日々。ある日、甲本が田中へ宛てた一冊のノートから、思わぬ人生の歯車が回り始めた・・・。売れっ子芸人はほんの一握り。名も知られないまま、歯を食いしばって頑張っている芸人が大勢いる。この本は、その、大勢いる芸人をモデルにした物語。放送作家として、芸人を近くで見ている筆者だけあって、日記を通して伝わる、業界の厳しさと、生き残っていくことの大変さ、そして、二人の絆に泣きました。

  • Rs さん

    あまり涙が流れるほどは泣かない私だが、学生時代TSUTAYAで何気なく借りた映画「ボクたちの交換日記」ではボロ泣きした。以来お気に入りの映画だったのだが、先日、舞台「芸人交換日記」について触れられたオードリー若林さんのエッセイを読み、今更ながら原作を読むに至った。ラスト以外原作に忠実に映像化されていたため、読んでいてまるで映画を見返しているようだった。考え方、生き様が格好いい人は多くいるが、普段人を笑わせている芸人さんだからこそ、格好良さが際立つと私は思う。若林さんの解説素敵。舞台もいつか観れたらいいな。

  • やっちゃん さん

    芸人って特殊ですね。仕事って大抵チームか個人でするもので、ずっと2人だけって普通の人にはできない経験。結婚とも違って結果出さなきゃいけないからギスギスするのもわかる。でもなんか羨ましい。ブロッケンJr.の名言「ふたりというものはいいものだ。楽しい時は2倍楽しめる。そして苦しい時は半分で済む」を思い出した。

  • さおり さん

    私も夢を諦めた。それは、目指すまでは夢だなんて思わなくて、当然の権利で義務だと思ってたこと。でも、それが「夢」になり、そして「叶わぬ夢」になった。そんな私には、このお話は慰めであり、希望でもある。私は誰かのためではなく、もうどうしようもなくなって諦めたけれど、諦めた先の人生が真っ暗ってわけじゃない。次のステップは、もう始まっているものね。おさむさんに感謝。解説の若林さんにも、感謝です。

  • へーた さん

    日記形式で甲本と田中のやり取りが交互に続いていきます。字が少ないのでサクサク読めます。甲本にイライラするところも多々ありましたが、最後は涙でした。若林さんのあとがきも良かったです。

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