基本情報
内容詳細
李朝末期―“民乱”と“帝国主義”が吹き荒れるなか朝鮮民衆は、いかなる人生を送っていたのか?民乱は、李朝の矛盾が極限に達し、内部崩壊を来す前兆であった。実在の政府高官から、妓生、風水師、白丁、盗賊、奴婢まで、英雄譚あり、人情噺あり、艶笑譚ありの全262話を通して、李朝末期の社会を覗く万華鏡。
目次 : 貞節を守った崔孝婦に虎が感動したこと/ 闘剣術の李裨将、僧を斬る/ 武弁の李氏、谷間で猛獣と戦う/ 完山の妓生のひとり布衣の行下記を受く/ 朴尚書、伝呼の声を聞き違える/ 江の屍体をさらって、李氏の罪が明らかにされる/ 土室を築いて隠れた賊漢を捕縛する/ 沈氏の家に取り憑いた貧乏神/ 勲業を成しても、糟糠の妻を忘れず/ 父の命を救うために婢が三節をまっとうしたこと〔ほか〕
【著者紹介】
金敬鎮 : 1815〜1873。純祖15年(1815、乙亥)4月6日に、一家が代々住んでいたソウルで誕生した。憲宗元年(1835、乙未)に進士となり、その後、工曹政郎になった。憲宗8年(1842、壬寅)9月28日から同10年(1844、甲辰)5月14日まで金山郡守に在職、昇進して宣恵庁郎庁となった。哲宗8年(1857)ころ、牧使をしていたが、同年3月、文科に及第して、以後、同10年(1859、乙未)9月に司諌院の大司諌、同11年(1860、庚申)10月に成均館の大司成、高宗元年(1864、甲子)1月に李曹参議、同2年(1865、乙丑)6月に都總府副総管などの顕職を歴任した。同10年(1873、癸酉)10月に59歳で死去。没後に議政府参政を追贈された
梅山秀幸 : 1950年生まれ。京都大学大学院博士後期課程修了。桃山学院大学国際教養学部教授。専攻:日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
金敬鎮
1815〜1873。純祖15年(1815、乙亥)4月6日に、一家が代々住んでいたソウルで誕生した。憲宗元年(1835、乙未)に進士となり、その後、工曹政郎になった。憲宗8年(1842、壬寅)9月28日から同10年(1844、甲辰)5月14日まで金山郡守に在職、昇進して宣恵庁郎庁となった。哲宗8年(1
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