付添い屋・六平太 鳳凰の巻 強つく女 小学館文庫

金子成人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094062786
ISBN 10 : 4094062785
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

江戸時代、世の中が停滞してくると、公儀は年号を改めた。天保二年初夏、付添い屋で生計を立てる浪人・秋月六平太は、同居していた妹・佐和の再婚を機に、浅草元鳥越の一軒家から近所の市兵衛店に移り住んでいた。付添いで知り合った訳ありの未亡人の世話を焼いたり、長屋の住人のごたごたに巻き込まれたりと、落ち着かない日々に変わりはない。市中では、荒っぱい押し込み強盗が頻発していた。そんなある日、六平太の隣の部屋に、座頭の杉の市という男が引っ越してきた。「この時代小説がすごい!」2016年版第4位にランクイン。日本一の王道時代劇第7弾!

【著者紹介】
金子成人 : 1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第16回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • やま さん

    江戸は元鳥越に住まいして、立見流兵法の遣いてで、信濃国十河藩加藤家を出て浪人となった秋月六平太が、口入れ屋・もみじ庵からの紹介で裕福な商家の子女の芝居見物などの付添い屋を生業とする人情物語。天保二年(1831)。六平太の妹・佐和は、六平太の父の後添えになった多喜の連れ子だった。その佐和が、火消しの音吉と祝言を挙げてから一年と三月がたち男の子を生んだ。名は勝太郎。六平太の大切な人おりきは、六平太の前から突然に理由も告げずに姿を消した。六平太は、探したが分からなかった。🌿続く→

  • むつこ さん

    シリーズ7作目。妹・佐和に子供が生まれ、2階建ての長屋暮らしが始まる。色気のない主人公・六平太が逆に爽やかで新メンバー?の博江が出てくるたび「いったいどうなるんだ?」とその時ばかりは女目線で読み、女心がわからないのも困りもの、でも、そこがイイ。副題の「強つく女」のヒロイン・お寅がカッコイイ女性だった。

  • はにこ さん

    前作から時が経ち、六平太の良人は去り、佐和はおめでた、友は里にと環境が変わっていて一冊読み飛ばしたかと焦った。環境は変われど六平太の生活に変わりはなく、付き添い業。命を狙われた武士、医者、商家の女将の付き添いをこなす。強つく女のお寅は格好良い女だった。義理の息子もお寅の気持ちを理解していて良かった。隣に引っ越してきた杉の市、何かあると思ったらやっぱり。1話目で出会った博江とこれから何かあるかな?

  • あかんべ さん

    仕事で知り合った人との付き合い方が、ちょっと薄いような気もするが、実際それが現実なのかも。三十両を返済するのってたいへん。付添い以外にも金を稼ぐ手段を磨いたほうがいい。

  • コニタン さん

    おりきが出て来なくて寂しい!佐和の子供が生まれて目出度い!

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人物・団体紹介

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金子成人

1949年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、72年『おはよう』で脚本家デビュー。以来『太陽にほえろ!』『大都会』といった現代物から『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』『水戸黄門』といった時代物、大河ドラマ『義経』など、数々の人気作品を手がける。2014年「付添い屋・六平太」シリー

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