図説 ポルトガルの歴史 ふくろうの本

金七紀男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309761671
ISBN 10 : 4309761674
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
128

内容詳細

近代最初にして最後の植民地国家、ポルトガル。帝国の勃興から大航海時代を経て、衰退までをたどりつつ、植民地の歴史や安土桃山時代・日本との関わりについてもふれたポルトガル史の決定版。

【著者紹介】
金七紀男 : 1940年、旧満州国生まれ。東京外国語大学教授、天理大学教授を経て、東京外国語大学名誉教授。専攻はポルトガル近世史およびブラジル植民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 青雲空 さん

    衰退しつつある日本。今後の行く末の羅針盤として、衰退先行国であるポルトガルの歴史を勉強してみた。 戦争、工業化の失敗、英国経済への依存、植民地の喪失など原因はいろいろあるが、1755年のリスボン大震災と大津波が不気味。下り坂を決定づけたように見える。

  • 左近 さん

    かつてブラジル人講師にポルトガル語を習っており、ブラジルに多大な興味はあれど、治安面の不安から、実際に訪れるとしたらポルトガルの方だろうか(方言のような違いはあるにせよ)とビビリの自分は思っている。というわけで、ポルトガルにも大いに関心があり、家にはファドのCDも何枚か。日本と関係の深い外国でありながら、よく考えてみれば、知らないことだらけ。本書は図版を多用し、基礎知識を一通り、とっつきやすく学ばせてくれた。王室の姻戚関係のみならず、軍事独裁政権の時代が続いたことなど、スペインとの共通性は予想以上だった。

  • まっちゃん2 さん

    西洋史の基礎が未熟なため、馴染みのない固有名詞の洪水についてゆけず。別な本でポルトガル史かじってから出直します。

  • とんび さん

    昔日本の藩の一つだったと勘違いしてしまうぐらいに日本に浸透している国だけど、本国のことは全然知らなかったりする。 一時ブラジルにポルトガル王宮があったとか。

  • てり さん

    スペインの弟分みたいなイメージで読後もそのイメージは変わらないが、スペインとは似て非なる国ポルトガル。スペイン、フランス、イギリスとの関係、イエズス会、植民地ブラジル、軍事政権が左傾化するなんてのも印象深い。ファティマのマリアも知らなかった。興味深く読めて満足。

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