葬いとカメラ

金セッピョル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865280319
ISBN 10 : 4865280316
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
198p;19

内容詳細

目次 : 討論参加者紹介/ プログラム1 変化する葬い、異なる立場からみえてくるもの/ プログラム2 葬儀を撮ることとは何か/ プログラム3 名前のある骨、名前のない骨/ プログラム4 土の下の世界/非倫理性/ 総合討議/ 解題 討論を終えて/ 総論に代えて 噛み合わなかった話についての話―研究者とアーティストの協働でみえてきた、葬いを映すことの意義

【著者紹介】
金セッピョル : 文化人類学者。現代の葬儀に関する研究を専門としている

地主麻衣子 : アーティスト。映像、パフォーマンス、テキストなどを組み合わせることで、個人と社会の関係を考察するような作品を制作。この本の企画者のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • N島 さん

    『葬儀』をテーマに学者やアーティスト等が2泊3日の合宿を行い、ひたすら討議を重ねた様子を記録した異色の書籍。互いが持ち寄った映像作品や資料を元に、『葬い』を語り合うという…なんとも不可思議なこの会合に心惹かれるものがあります。語られる言葉は、時にぶつかり合って火花を散らし、時に行き場を失い空を舞う。ある意味不完全燃焼ともいえる微妙な空気感により、かえって捉えがたい『死』の姿が浮き彫りになる。むしろ互いの言葉の間隙にこそ、我々が認識し得ないモノが潜んでいるのかも知らん…。なんとも貴重な読書体験でした。

  • qoop さん

    文化人類学者と映像作家たちが、葬いを撮影した映像を俎上に上げて語り合う。文化というロングタームの中で現代を捉える研究者の視点と、目の前の現象からそれを支える背景へと思いを馳せる映像作家。考えて記録する側と記録を基に考える側の相違が浮き彫りになり、中でも個/故人に死後まで個性が残り自己決定権があるかのような現代的な感覚を巡るお互いのズレが興味深い。

  • もだんたいむす さん

    内輪の話すぎて、作中に上げられている映像作品を一作も見ずに読んだ私には意味がわからな過ぎた。かと言って、その映像作品が見たくなるような意識を得ることがまったくできない話。特に意味のある話をしている感触もない。

  • kentaro mori さん

    二藤健人の回が面白い。こういう発想のアーティストがいるのか

  • TOMYTOMY さん

    もれもろ不完全燃焼感はあるが、死ということを考えることがよく表されてる。 アートなのか人類学なのかの揺らぎも読んでいて面白かった。 二藤健人さんが面白い。この後も追いたい。

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金セッピョル

文化人類学者。現代の葬儀に関する研究を専門としている

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