ファミレス 上 角川文庫

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041031605
ISBN 10 : 4041031605
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

中学校教師の宮本陽平は、子どもたちが家を出て、妻・美代子との初めての二人暮らしに困惑中。ある日陽平は、美代子の署名入りの離婚届を見つけてしまう。彼女は離婚を考えているのか?唯一の趣味である料理を通じた友人の一博と康文は、様子のおかしい陽平を心配するが、彼らの家庭も順風満帆ではなく…。「人生とは、腹が減ることと、メシを食うことの繰り返し」。50歳前後の料理好きオヤジ3人を待っていた運命とは?

【著者紹介】
重松清 : 1963年岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    ファミレスは「ファミリーレストラン」であり、ファミリー「レス」なレストランでもあり。子どもたちが巣立った中年夫婦、ある日夫は妻によって記入済みの離婚届を見つけてしまい...。夫の気持ちを弄ぶような、妻の態度にいちいちムカつく。ビシッと問いただせない夫にもイラつくし。作ってみたいような美味しそうな料理が次から次へと。重松さんて、実はそっちの才能もあり?一気に下巻へ。

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆ 料理好きの旦那さんと家族,友人の日常話。進学で子供が独り暮らし。そのタイミングで妻も人生リセット?なぜか一人旅,一人飯 デビュー。。(以降は個人メモ : 日本酒は温度によって風雅な呼び方がある。5℃雪冷え、10℃花冷え、15℃涼冷え。燗酒はぬるいほうから日向燗、人肌燗、ぬる燗、上燗、熱燗、飛び切り燗。人生とは腹が減ることと飯を食うことの繰り返し。人間は腹が減るから努力する。教育ママゴンという古い言葉があるということは、昔もそういう母親がいた訳だ。後編読了後に再レビューします。)

  • 修一郎 さん

    自分も銀婚式年代だし,まさに今順番に子供たちが家を巣立っている最中だ。三男が巣立てば,夫婦二人だけの生活が待っているという,宮本陽平さん家族に似ていてとても親近感だ。親友同士の3人男の迷えるアラフィフ物語。オトコ料理中心で女の人の影は薄め。なんだか男性陣に厳しくて女性陣には寛容だ。ファミレスっていうタイトルが不穏だけど家族の絆が切れたわけじゃない。陽平さん「恋妻家宮本」では阿部寛さんがやってるとのこと。映画じゃ武内さん小川さんのお話は控えめなんだろう。こっちの話もなかなか味わい深いと思うけど。下巻へ。

  • せ〜や さん

    人間くさくて好き!いろんな人間関係が垣間見える。子供が巣だった夫婦、夫、妻、巣だって行った子供たち、子供、生徒、先生、友人…何度も「そうなんだよな〜…」と頷いてしまう。所々に料理の話が盛り込まれてて、思わず作りたくなるような美味しそうなものもあれば、料理の時の大切な事、料理が逃げ道にも生きる道にもなる事など…なんだか生きていくってどんな感じか、世代別のお話を読むみたい。「料理は、見えない所で手間隙かけるから、美味しくなる」。人生も、夫婦も、友人も、親子も、きっとどれもそうなんだろうな。下巻が楽しみ!☆5

  • 紫 綺 さん

    単行本にて読了。身につまされる話だった。

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重松清

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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