基本情報
内容詳細
最愛の妻が認知症になっていた。どうすれば人間的な暮らし、その先にある死を迎えられるのか。人間存在の根源に迫る看護探求の書
著者は、漬物の素で日本有数の売上をほこる厚生産業鰍フ創業者。一緒に起業し、苦楽をともにした妻があるとき、気付いたら、アルツハイマー型の認知症になっていた。発症当時の1998年は、認知症に関する情報も少なく、世間では「ボケ老人」と見なすむきもあった。根本的な治療薬もなく、最善の治療を模索するうち、妻は喜怒哀楽や欲望をも放棄した「無為の人」に還っていく・・・。真宗でいう「自然(じねん)の働きの妙用(みょうゆう)に導かれ、たどり着いたのは「無償の愛」。介護する側とされる側、近代資本主義社会で生きるわれわれにとって、尊厳ある死とはなにか。また、それは可能かのか。煩悶、そして希望。類まれな看護、看取りの記録、畢生の随想録。
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人物・団体紹介
里村良一
1930年、岐阜県生まれ。1955年、岐阜薬専卒業。1958年頃から農産物加工、特に漬物の研究に従事。1964年、原生産業株式会社を創立し、日本の伝統食である漬物を家庭でも手軽に楽しんでもらうための「漬物の素」を主力製品として開発・販売。また、1977年から2008年まで保護司を務める(本データはこ
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