泣き虫弱虫諸葛孔明 第3部 文春文庫

酒見賢一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902995
ISBN 10 : 4167902990
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
527p;16

内容詳細

最強のぐんしー・孔明、呉の美周郎と対決!

曹操との赤壁の戦いを前に、呉と同盟を組まんとする劉備たち。だが、呉の指揮官周瑜は、変態孔明に殺意を抱いた。手に汗握る第参部!

【著者紹介】
酒見賢一 : 福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989(平成元)年「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    ほんとうに三国志のイメージがガラッと変わりました。いつも真面目に書かれているものばかり読んでいるので新鮮に感じます。講談をくだけた感じで読んでいるような気がします。赤壁の戦いの場面では、映画の「レッド・クリフ」を思い起こして周瑜のトニー・レオン、孔明の金城武にこの本のセリフを言わせたらと考えたらおかしくなってしまいました。まあ楽しい本です。

  • hanchyan@ふむ……いちりある さん

    美周朗こと周瑜登場。でもやっぱりこれじゃ1〜2巻の頃の(マライヒと懇ろになる以前の)バンコランだぞ公瑾さま!(笑)。さはさりながら。第壱部に比べるとだいぶ“まともな”三国志になってきてるような印象で、これだけ冷めた眼で突き放した描写であろうがさすがに赤壁の戦いのくだりは面白い。開巻直後に比してどんどん“まとも”(笑)になってゆくので、弐部読了後の「三国志なる稀有なエンタメを啓蒙するために直近のエンタメ作品を総動員し誘ってる」との思いを強くしたんだが、P513〜514の数行で「騙されちゃイカン!」と(笑)

  • てふてふこ さん

    初っ端に書かれた中国中央電視台製作のDVD・三国志を是非見てみたい。想像するだけで笑えた。三巻目は劉備の登場シーンが少なく、それに平行して笑いも控えめ。でも、やっぱり面白い。次作が待ち遠しいです。

  • 武夫原 さん

    だんだんと物語が進んで、1部、2部みたいな冗長なところが少なくなり、さくさく読めますが、十分につっこみを入れて楽しく読み終わりました。物語の動きが少ない1部、2部では酒見さんの書きたい放題でしたが、少し落ち着いた感じです。江東の言葉は広島弁に博多弁が混じっているのかな?雰囲気が出ています。演義とか吉川版三国志を読むと、魯粛が凡人に書かれていておもしろくありませんが、本作では、知謀と共に高級やくざらしく書かれていて、こちらの人物像が好きです。

  • さよちゃん さん

    《再読》でも文庫版で読むのははじめて。ところで文庫版は「解説」以外に違いはあるのかな?三巻は「赤壁の戦い」メイン。孔明にもてあそばれる周瑜がかわいそうで愛しい巻です。「イケメンいってよし」、とか、「BL好きにエジキにされる」とか、孫権の妹のことを「深刻なお転婆」とか表現する酒見節が本当に大好きです。笑い転げながら読んでいたのに、最後は孔明の啼きっぷりに貰い泣きしている不思議。実は、ちょいちょい話に出てくる周瑜と孔明がラブのBL小説版「三国志」も読んだことがありますが、なかなか面白いんですよ。

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酒見賢一

福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989(平成元)年「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。92年「墨攻」他で中島敦記念賞を、2000年「周公旦」で、新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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