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知られざる金正恩 -四代目プリンセスとバスケ監督 -

鄭成長

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847075582
ISBN 10 : 4847075587
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

金正恩は狂人ではない!彼の戦略を正しく分析しないと危険である。北朝鮮研究の最高権威が放つ、韓国で話題沸騰の禁断の書籍。


■対北政策は失敗してはならない!
北朝鮮の脅威に正しく向き合うために 金正恩の政治と戦略を正確に把握しなければならない。
■金正恩の後継者は、長女・金主愛!? 第4次権力世襲の展望!
■核保有国としての戦略
■初の公開情報!金正恩の出生地に関する
■恐怖政治ではなかった!?
 父・金正日政権初期に比べ、金正恩政権初期の粛清規模は約7%程度
■人事システムを例えるなら
 金正日は「映画監督」、金正恩は「バスケットボール監督」スタイル
■トランプとの首脳会談を徹底分析
■8歳の誕生日に後継者に内定していた金正恩
■北朝鮮とどう対峙すべきか、最前線のインテリジェンス

(本文より)
韓国政府は残念ながら、金正恩のリーダーシップと統治能力などについて絶えず誤った判断を繰り返してきました。韓国の保守政権は、金正恩の権力掌握力を過小評価し続け、「希望的観測」に基づいて「急変事態への備え」や「統一準備」といった蜃気楼を追いかけてきました。他方で進歩政権は、金正恩の核とミサイルへの執着、対南不信及び敵対的な態度を直視できず、実現不可能な「非核化」や「終戦宣言」などに執着する偏向を見せてきました。
日本政府も金正恩のリーダーシップと統治の方向性を正確に把握できなければ、日本人拉致問題の解決や日朝関係の正常化の実現を期待するのは難しいと思います。そして日本は北朝鮮によるさらに深刻な核及びミサイルの脅威に直面することになるでしょう。

第1章 金正恩の成長環境と後継者内定の内幕
第2章 金正日の健康異常と金正恩後継体系の出帆
第3章 金日成・金正日の権勢依存からの脱皮
第4章 金正恩の恐怖政治、張成沢処刑と金正男暗殺の背景
第5章 金正恩の人事スタイルと委任政治
第6章 金正恩の政策決定方式と集合的協議機構活性化
第7章 金正恩の統治スローガンと現地指導
第8章 金正恩の核・ミサイル強国建設と現状打破戦略
第9章 金正恩の対米首脳外交
第10章 金主愛(キムジュエ)の地位と4代権力継承の展望
第11章 金正恩にどう対応すべきか?

【著者紹介】
鄭成長 : 韓国世宗研究所朝鮮半島戦略センター長を長らく務め、2025年から同研究所副所長職務代行に就任。韓国核安保戦略フォーラム代表として活動している。慶熙大学政治外交学科を卒業し、パリ・ナンテール大学で修士号と博士号を取得した。2001年から世宗研究所で北朝鮮の政治や軍事、パワーエリート、金正恩のリーダーシップ、北朝鮮の核問題と南北朝鮮関係、統一戦略などを研究している。青瓦台(大統領府)国家安保室、統一部、国防部、合同参謀本部、米韓連合軍司令部などの政策諮問委員や外交部の自主評価委員会委員、民主平和統一諮問会議常任委員、KBS客員解説委員、毎日経済新聞の客員論説委員などを歴任

姜英之 : 一般財団法人 東アジア総合研究所理事長。1947年、大阪市生まれの在日韓国人2世。大阪市立大学経済学部卒業後、新聞・雑誌編集のかたわら韓国経済を中心にアジア経済について研究、評論活動を行う。1991年、東アジア総合研究所設立、所長に就任。早稲田大学、神奈川大学、東京経済大学各非常勤講師、北陸大学教授を歴任。民団新聞論説委員、在日韓国商工会議所諮問委員、在日韓国人文化芸術協会副会長、韓国民主平和統一諮問会議海外諮問委員(議長・金大中大統領)、在日韓国新聞協会理事など幅広い社会活動を展開、90年代以降、北朝鮮思想・青磁・経済研究に没頭

大沢文護 : 天理大学客員教授(2015年から現在)、特定非営利活動法人東アジア相互理解促進フォーラム理事長(2022年から現在)。1957年、東京生まれ。広島大学政経学部法律政治学科卒業後、1980年毎日新聞入社。1997年ソウル特派員、2004年マニラ支局長、2009年ソウル支局長、2011年東京本社編集編成局編集委員、2013年千葉科学大学危機管理学部教授。2015年韓国・世宗研究所客員研究委員。2017年千葉科学大学大学院危機管理学研究科博士課程後期修了、博士学位取得(危機管理学)

宮本悟 : 1970生まれ。1992年3月、同志社大学法学部卒。1999年2月、ソウル大学大学院政治学科修士課程修了〔政治学修士号〕。2005年3月、神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了〔博士号(政治学)〕。日本国際問題研究所研究員、聖学院大学総合研究所准教授を経て、聖学院大学政治経済学部教授、東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員など。専攻は国際政治学、安全保障論、比較政治学、朝鮮半島研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sheep book

    北朝鮮情報ってアメリカでも韓国でも北朝鮮メディア発表から推測するレベルということがわかりました。なので、何とでも言えてしまうところがあります。著者の立場は核の脅威による平和論です。

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