改良

遠野遙

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028460
ISBN 10 : 4309028462
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
遠野遥 ,  
追加情報
:
113p;20

内容詳細

メイクやコーディネイト、女性らしい仕草の研究…、美しくなるために努力する大学生の私は、コールセンターのバイトで稼いだ金を美容とデリヘルに費やしていた。やがて私は他人に自分の女装した姿を見てほしいと思うようになる。美しさを他人に認められたい―唯一抱いたその望みが、性をめぐる理不尽な暴力とともに、絶望の頂へと私を導いてゆく。第56回文藝賞受賞作。

【著者紹介】
遠野遥 : 1991年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。2019年、『改良』で第五六回文藝賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    第56回文藝賞受賞作ということで読みました。LGBT+女装男子、ジェンダー性の多様性と今時の大学生の心の揺らめきを衝撃的に表現したということでしょうか? 次回作は更に改良されますでしょうか?(笑)【読メエロ部】

  • 遥かなる想い さん

    第56回文芸賞。 コールセンターのバイトをしながら、美容に精を出す男の物語である。ひどく 共感できない 投げやりな日々を 冷めた視線で描く。 それにしても 読んでいて 感じる 後味の悪さは何なのだろうか? 気色の悪い若者の自分勝手な内面を 読まされた…そんな作品だった。

  • R さん

    破局を読んでおもしろかったので本作も読んでみた。主人公は美しさを求め、自分自身の改良に勤しむ。LGBTQ に関して書きたかったのではなく、一人の人間を描きたかったのだと私は感じた。文体は軽く無機質にも感じるが、決して主人公の人間味がないわけではない。これは、在り来りの現代小説ではない。

  • buchipanda3 さん

    初めは「改良」という題名からは想像つかない展開で何とまあこれはとなった。それでもどこか違和感を感じさせる文体に乗せられて最後まで読み切っていた。美しくなりたいという願望から主人公の男は女性のように化粧をし、女性の服を着る。女性になりたいというテーマではなく、ただきれいな存在として認めてもらいたい欲求を無垢に描いているように思えた。彼はどんな事態でも冷静に自分も周囲も見つめる。その様子が無機質で不気味。ただその時の思考の表現が何かズレていて滑稽さも感じた。不気味で滑稽、何とも独特な味わいの話。表紙も。

  • いっち さん

    大学生の主人公は女装をする。ウィッグを買い直したり、メイクを研究したりとストイック。だが、男を好きなわけではない。美しくなりたいだけ。女装が好き=男好きだと勝手に解釈していた。冒頭の、主人公が小学生時代に男の子から性的な強要をされたことが、男好きにつながったのだろうと思い込んでいた。そう思い込むことで自分なりの物語を作って安心したかったのかもしれない。そんな思い込みは良くないと思った。勝手な解釈は恐ろしいと。主人公の、意識の流れのような、凶器めいた語りをいつまでも聞いていたかった。次の作品を早く読みたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品