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アフターコロナの観光学 Covid-19以後の「新しい観光様式」

遠藤英樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788517479
ISBN 10 : 4788517477
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新型コロナウイルスによって、グローバルに多くの人が移動し行き交うような観光はとまってしまった。しかし、そのなかでこそ「新しい観光様式」とは何かが見えてくる。デジタルテクノロジーの進展にともなうバーチャル観光、オンラインツアーから、地域密着型の持続可能な旅まで、コロナ以後の観光の可能性を探る。

目次 : 1部 アフターコロナの観光に関する社会理論(「歓待を贈与する観光」へのディアレクティーク/ メディアと化す旅/コンテンツと化す観光―バーチャル観光による「体験の技術的合成」を考える/ アフターコロナ期に向けたオンラインツアーの仕組みづくり/ ソーシャル・ディスタンスはなぜそう呼ばれるか―旅を再想像するための一考察/ 選択にいたる過程―あるいは“ともにある観光者”への想像力について ほか)/ 2部 アフターコロナの観光に関するフィールド的考察(歓待と非歓待のあわいで揺れる―与論島にみるCOVID‐19時代の観光移動と観光地/ パフォーマンスのインボリュージョン―ウィズCOVID‐19の浅草における和装と写真と食べ歩き/ オーバーツーリズムに冷水を浴びせたCOVID‐19―世界遺産都市ジョージタウンは「節度ある観光地」へと仕切り直すべきだ!/ 観光を取り込む・放置する―インドネシアから再考する「観光のレジリエンス」/ モラル・エコノミーとしての観光―北タイ山地民カレンの観光実践 ほか)

【著者紹介】
遠藤英樹 : 立命館大学文学部教授。専門は観光社会学、ポピュラーカルチャー研究、社会学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぷほは

    立命館の人文科学研究所紀要の特集(2021.01発行)が基。2部編成でフィールドを主に扱っている後半部では、与論島・浅草・マレーシア(ペナン島)ジョージタウン、インドネシア、北タイ山地、サウジアラビアの巡礼等が登場する。他方1部は急いで書いたと思しき論考もあり、後ろから読んだ方がいい。全体的なキーワードは前半が「歓待」、後半が「レジリエンス」になると思われるが、この両者の関係性を深堀りするのが課題となるだろう。共にホスト側のコミュニティのみならず、来訪者や継続的な関係人口にとっての持続性を考察してみたい。

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