Product Details
ISBN 10 : 4788517477
Content Description
新型コロナウイルスによって、グローバルに多くの人が移動し行き交うような観光はとまってしまった。しかし、そのなかでこそ「新しい観光様式」とは何かが見えてくる。デジタルテクノロジーの進展にともなうバーチャル観光、オンラインツアーから、地域密着型の持続可能な旅まで、コロナ以後の観光の可能性を探る。
目次 : 1部 アフターコロナの観光に関する社会理論(「歓待を贈与する観光」へのディアレクティーク/ メディアと化す旅/コンテンツと化す観光―バーチャル観光による「体験の技術的合成」を考える/ アフターコロナ期に向けたオンラインツアーの仕組みづくり/ ソーシャル・ディスタンスはなぜそう呼ばれるか―旅を再想像するための一考察/ 選択にいたる過程―あるいは“ともにある観光者”への想像力について ほか)/ 2部 アフターコロナの観光に関するフィールド的考察(歓待と非歓待のあわいで揺れる―与論島にみるCOVID‐19時代の観光移動と観光地/ パフォーマンスのインボリュージョン―ウィズCOVID‐19の浅草における和装と写真と食べ歩き/ オーバーツーリズムに冷水を浴びせたCOVID‐19―世界遺産都市ジョージタウンは「節度ある観光地」へと仕切り直すべきだ!/ 観光を取り込む・放置する―インドネシアから再考する「観光のレジリエンス」/ モラル・エコノミーとしての観光―北タイ山地民カレンの観光実践 ほか)
【著者紹介】
遠藤英樹 : 立命館大学文学部教授。専門は観光社会学、ポピュラーカルチャー研究、社会学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

