現代誘惑論 遠藤周作初期エッセイ

遠藤周作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309031187
ISBN 10 : 4309031188
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
追加情報
:
224p;20

内容詳細

「愛」とは「情熱」の終わったところから始まる。一人の男と一人の女が、生涯離れず生きつづけること―究極の「愛」にせまる、単行本初収録作品の数々!

目次 : 1(現代誘惑論)/ 2(交際と恋愛の処方箋―あなたはどうすればよいか/ 二つの危険 ほか)/ 3(もう遅い、手遅れだ/ 浮気十戒 ほか)/ 4(無名のヴァイオリニスト/ ロビンヌ夫人―異国で知った第二の母 ほか)/ 5(心苦しい善意/ 気胸 ほか)

【著者紹介】
遠藤周作 : 1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐にわたる旺盛な執筆活動を続けた。55年「白い人」で芥川賞、58年『海と毒薬』で新潮社文学賞、毎日出版文化賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞、94年『深い河』で毎日芸術賞、95年文化勲章受章。96年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • G-dark さん

    「本当の誘惑者」とは何か? という考えや、初恋の破れやすさ、男女間の友情が成立するか否か等についても語ったエッセイ集。相当昔に書かれたエッセイなので、令和の価値観とは合わないところも多々ありますが、歯に衣着せぬ痛快な著者の物言いが癖になって、ぐんぐん読めます。

  • 灰猫 さん

    真実の愛とは"うすぎたない日常生活"での人間的な営みである(p.54)。あるいは、相手の美しい部分、善い部分と共にその醜いものや欠けていることまでも、よく見ることである(p.82)――それは何も男女間の恋愛に限らず、現実と理想の狭間でもがき苦しみながら、なお誰かとの「つながり」を留めようする人間の諸活動は「愛」と呼べるのだろう。『沈黙』もこうした「愛」の思想が地続きにあったんだな……と、遠藤周作という作家の捉え方が随分変わった。他のエッセイや作品も読んでみたくなりました。

  • ツキイチ さん

    「もう遅い、手遅れだ」本気でイライラしたので人を怒らす才能があると思います。まあ、昔の人だから仕方ないのかな。

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遠藤周作

1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に

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