狐狸庵人生論 河出文庫

遠藤周作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309409405
ISBN 10 : 4309409407
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
15cm,198p

内容詳細

人生にはひとつとして無駄なものなどない。挫折こそが生きる意味を教えてくれるのだ。生活上のマイナスを人生上のプラスに変えられた時、人は「かなり、うまく、生きた」と思えるはずである―。「誰かが守ってくれた」「私はあなたの人生の傍役」「手を握りしめる」等、生きる勇気と感動を与える選りすぐりのエッセイ四十三篇。

目次 : 1 何一つ無駄ではなかった(何一つ無駄ではなかった/ 狐狸庵という名から… ほか)/ 2 挫折は生きる意味を教える(挫折は生きる意味を教える/ おとなとは?―ヤマシサの自覚 ほか)/ 3 私はあなたの人生の傍役(私はあなたの人生の傍役/ 戦中派男の不安 ほか)/ 4 老いる時は老いるがよし(老いる時は老いるがよし/ 老いがもたらす功徳 ほか)

【著者紹介】
遠藤周作 : 1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。55年「白い人」で芥川賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。95年文化勲章受章。96年9月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ai Camo さん

    遠藤周作の人となりはユーモラスだということがわかった。夫婦の話は爆笑。女兄弟がいなかったから女はひっかくとは知らなんだと言っておられた。女でもひっかくタイプと旦那の歯ブラシでトイレ掃除するタイプがいますよと教えたい。解説のマンボウの奇行にも笑った。愉しい大人でありたいものだ。

  • kako さん

    度重なる入院に手術で不安や苦しみを味わい小説の書けない日々を過ごされた。しかし、その苦しみは、マイナスだけでなくプラスを与えてくれたという。挫折をしても人生の次元では、収穫があると語る。 死の不安に苛まれ孤独に病気と立ち向かう人々の気持ちに寄り添い心暖かな病院が欲しいと活動をされた。 友達になる為には相手に笑顔と好奇心を持って接する事など狐狸庵先生の人生論が書かれた感動のエッセイ集でありました。

  • Chica さん

    旅先にて読了。日常のあれこれをさらりと書きながら、時折りハッとさせる警句のような言葉を混ぜ込む力は流石としか言いようがない。 狐狸庵先生、生きておられる時に先生に出会いたかったです。

  • 夏 海 さん

    もし今を生きていたら何を思い、何を書かれたんだろうか。 とても人間味に溢れた人なんだな という印象を強く受けました。

  • 潜水 さん

    押しつけがましくない人生訓集という感じで良かった。解説の北杜夫の話で笑ってしまった

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人物・団体紹介

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遠藤周作

1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に

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