基本情報

内容詳細
遠藤周作さんにも、靴磨きのアルバイトをしていた頃があった。占い師に「小説家にはなれません」と宣言されたこともあった。梅崎春生、舟橋聖一など、懐かしい文士たちの横顔。芥川比呂志、吉行淳之介ら、友たちの思い出。最晩年の著者が青春と交友、そして文学を、時に哀切に、時に峻厳に回想した珠玉のエッセイ集。
目次 : 1 源流をたずねて/ 2 人生の伏流(一人の外国人神父/ 「三田文学」の頃 ほか)/ 3 青春の急流から(アルバイトのことなど/ 幽霊の思い出)/ 4 せせらぎ小景(犬/ 作者冥利 ほか)/ 5 深い河の畔で(二つの問題―堀辰雄のエッセイについて/ 小説技術についての雑談 ほか)
【著者紹介】
遠藤周作 : 大正12(1923)年、東京に生れる。満州・大蓮、神戸で幼少年期をおくり、カトリックの洗礼を受けた。慶応義塾大学文学部在学中より文学活動を始め、フランス留学後の昭和30年、「白い人」で第33回芥川賞を受ける。以後、「海と毒薬」「沈黙」「侍」「スキャンダル」と次々に問題作を発表する一方、“狐狸庵シリーズ”と呼ばれるユーモア小説・エッセイで多くの読者をつかむ。平成5年、遠藤文学の集大成ともいえる「深い河」を上梓。平成7年、文化勲章を受ける。平成8年9月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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団塊シニア さん
読了日:2014/05/16
shiggy さん
読了日:2016/04/04
メルコ さん
読了日:2016/01/09
syuntaro さん
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窓猫 さん
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人物・団体紹介
遠藤周作
1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に
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