人生、ぐうたらに徹すべし

遠藤周作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023670
ISBN 10 : 4309023673
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

思いきり楽しもうじゃないか!人生、どう転んでも同じだからな。老いてますます絶好調!好奇心あふれる達人の生き方、37篇。

目次 : 第1章 名前を二つか三つ持とうよ(名前を二つか三つ持とうよ/ 人生ケチに徹すべし ほか)/ 第2章 七十にしてカラむ元気(正義漢づらをするな/ 照れくささのない人間 ほか)/ 第3章 忘れえぬ人々(忘年会の季節/ 焼酎礼讃 ほか)/ 第4章 命のぬくもり(虫の好かぬ医者は敬遠すべし/ ある場所の話 ほか)/ 第5章 眼に見えぬ力(読者からの手紙/ 少年の頃の食べもの ほか)

【著者紹介】
遠藤周作 : 1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。55年「白い人」で芥川賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。95年文化勲章受章。96年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ココアにんにく さん

    私の住む町にずっと昔住んでいた遠藤周作さん。 勝手に親近感を覚えつつも読んだのは『白い人・黄色い人』 のみ。今回初めてのエッセイ。読み終わって今まで持っていたイメージと一変。人間臭いですね(文中によく出てくる○○○ではありませんよ)。狐裡庵という名前の意味はこうだったのか。印象に残った話は、「駄犬の知恵」「リヨンの隣の留学生」「教習所の教官」「タクシーのテノール」「歯に接着剤」など相手とのやりとりがすごく人間臭くて、オチもすごい。「言葉の力」の「微男子」にはw。芦屋川や甲南女子も出てきた。

  • エリザベス さん

    「ある思い出の光景」に納得

  • もとやん さん

    狐狸庵先生・遠藤周作のネスカフェ・ゴールドブレンド時代⁈のエッセイを再編した新書で、肩肘張らずに読めます。30〜40年前の文章ながら現代にも通じる普遍性があり、存外哲学的だったり。沈黙と静寂の違いについて、違いのわかる男に訊いてみたい気がします。

  • くらーく さん

    時代を感じるなあ。昭和、高度成長。いい時代だね? 名前を二つか三つ持とうは、よくわかる。ネットでも、本名で登録しているFacebookや、匿名で登録している読書メーター他で、複数名前を持っているものな。現代人は、実践済みかも。さすが、孤狸庵先生。 最後の竹下景子さんとのやり取りも、時代を感じるな。頬杖をついて終わるなんて、編集の妙だろうな。 まあ、徹することは出来ないけど、ぐうたらでも良いと言ってくれるだけで気持ちが安らぐよね。

  • 葉 さん

    物語チックであり、脱啓蒙の色が濃い本かと思っていたらそうでもなかった。忘れられぬ人の部分では昔の自分の思い出を思い出すこともあった。脱力系のイメージを持った。

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人物・団体紹介

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遠藤周作

1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐に

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