褐色の祭り 下

連城三紀彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167420109
ISBN 10 : 4167420104
フォーマット
出版社
発行年月
1993年11月
日本
追加情報
:
347p;15

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青沼ガラシャ さん

    前半は連城特有の比喩を多用した文体が野暮ったく冗長。どんでん返しが集中しているが、どれも行き当たりばったりで書いている印象。後半は比喩が減りスピード感が増すが、とある理由で何が起こるか予測可能なだけにスリルがない。更にはサイコサスペンスというには事件が地味でセコい。中々誉めるのが難しい作品。

  • kaikoma さん

    血縁は大切ですが、それ故に時にはその余りの重さに時に呆然とすることが有ります。自分が親になって、子供に自分の価値観や良しとする行動を激しく押し付けているのではないかと考える事が増えました。子供は自分とは別人格だと認識する事の難しさに気付きます。

  • 浅木原 さん

    夫が死んでから彼を愛した妻が息子を夫そっくりに育てようとする話。解説で香山二三郎が本作をサイコ・スリラーに分類してるけど、え、連城作品ではこのぐらい普通じゃね?(感覚の麻痺) 平凡な男としか思っていなかった夫の正体を妻が知っていく前半から妻の狂気がクローズアップされる中盤、そして後半のタイムリミット・サスペンスまで文庫上下巻700ページ超を一気呵成に読ませる。後半のサスペンスがやや長いかなという印象はあるけど、ミステリーと恋愛小説、サスペンスの手法を景気よくぶちこんだ連城流エンタメの快作。面白かった。

  • Jimmy さん

    最後が残念でした。混迷を深める上巻のあと、下巻は割と分かりやすいというか落ち着いて物語の面白さに没頭でき、これはなかなかの傑作!と感じ入っていたのですが。ラストに向けてがダラダラしてます。ある意味、ほとんどラストにいたっては展開が読めているわけで、もっと跳ぶ様にスピードを出してラストまで行って欲しかった。でも連城さん、さすがです。

  • りりぃママ さん

    ☆☆☆☆☆

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人物・団体紹介

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連城三紀彦

1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学

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