螢草

連城三紀彦

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発行年月
1991年07月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167420079
ISBN 10 : 4167420074
フォーマット
出版社
発行年月
1991年07月
日本
追加情報
:
228p;15X11

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読書メーターレビュー

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  • かんらんしゃ🎡 さん

    連城作品で好きなのは『夕萩心中』(1985)まで。『前夜祭』(1994)では文章の艶めかしさは潜め、仕掛けで読ませるものが多くなってくる。『美女』になるともうギミックまみれ、ギミックだらけだ。ならば1988年の『蛍草』はどうだろう。情炎は「蛍草」に少し見られるだけ、「カイン」はとてもエキサイティングだったけど文章が乾いて連城作品に求めるものではなかった。初期作品を探そ。

  • まめこ さん

    ★★★★★色濃い昭和に匂い立つような文章、今どきじゃないかもしれないがこういう連城ミステリーが好きです〜。劣情をこじらせた醜い精神科医の医師が二重人格の患者アキラとタカシに翻弄される「カイン」、アメリカ人青年によるロマンス詐欺かと思ったら「選ばれた女」。負の感情に取り憑かれた登場人物たちを、気づけば哀れみや慈愛の目で眺めている。見事な連城マジックにしてやられました!

  • マムみかん(*ほぼ一言感想*) さん

    連城先生の早すぎる死はとてもショックでした…(泣)。 大ファンだったので、急きょ積読本の中から1冊発掘し、先生を偲びながら読みました。 5つの恋愛短編集。 でも、普通の甘々な恋愛じゃないのです。 どれも一筋縄ではいかない人間心理が巧みに描かれていて、思いもかけない結末はため息ものですよ〜。 任侠映画のような情念の世界の『螢草』、二重人格プラス男色系のどんでん返しミステリー『カイン』が好き。 この機に、旧作の復刊がありますように…☆

  • のぼる さん

    自分はやはり連城さんの短編が好き。 任侠ものの表題作「螢草」がよかった。もちろん他のも。 浅田さんの短編を読む時もそうだし、恒川作品で異世界へ行く時もそう。読んでいる時の何とも言えぬ感覚が読書の醍醐味と感じる。

  • るか さん

    ★★★☆☆短編5編。任侠恋愛もので非ミステリの「蛍草」と、二重人格の患者に惹かれてしまった精神科医の葛藤を描く「カイン」が良かった。息が詰まるような切ない恋情の繊細さと、物語全てをひっくり返す大胆なミステリー的展開が双方相まって短編に厚みをもたらしていた。

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人物・団体紹介

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連城三紀彦

1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学

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