基本情報
内容詳細
ジャンルを越えた小説の面白さを追求する画期的アンソロジー
「冒険の森へ 傑作小説大全(全20巻)」の第11巻〜第20巻セットです。
※輸送用ケース入り
●編集委員 逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏
[刊行によせて]
誰もが冒険を体験するわけではない。
せめて物語で、読者に「冒険」を体験してもらいたい。
編集委員諸氏にも、「面白い小説こそ冒険である」と賛同していただいた。
長編36編は、20世紀後半の、現在も今後も紙上の冒険の愉悦に浸れる作品を選定した。
さらに、それぞれの長編を中心にテーマを決めて短掌編の「冒険」的物語を並べ、全253編の作品群が選ばれた。
ジャンルを越境してしまい、純文学といわれる作品から童話までが対象となった。
結果として、あまり前例のない本集を世に問うことになった。
閉塞感にあふれたこの時代にこそ、本集を開いて、冒険する心を取り戻していただきたい。
物語の森は、深くて豊穣である。
手に取られる人たちが、この森で遊び、そして棲みつくことになるのを願ってやまない。
[本全集の特長]
冒険、ハードボイルド、純文学、ホラー作品を長編から掌編まで網羅し、作家143名、253編を収録しています。
一 縦軸として、冒険「物語」の長編36編を、江戸川乱歩、井上靖から真保裕一、宮部みゆきまでクロニクルにして並べました。
二 横軸として、巻ごとのテーマを決め、長編に加えて、短編数本、掌編数本を収録し、合わせて20巻253編を収めました。
三 短掌編は、SF、時代、ホラー、純文学、童話とジャンルを越えた秀作を厳選いたしました。
四 対象作品は2000年12月までに発表された、20世紀の作品に限定をいたしました。
五 編集委員は、現代の人気作家にお願いをいたしました。
解説・解題付き
各巻560ページ〜664ページ
装丁=菊地信義
装画=小山進
ユーザーレビュー
人物・団体紹介
逢坂剛
1943年東京生まれ。広告代理店勤務のかたわら、80年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。87年『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞の三冠に輝く。その後も日本ミステリー文学大賞、吉川英治文学賞、毎日芸術賞を受賞。「百舌シリーズ」
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