基本情報

内容詳細
それは半世紀前、西洋のオペラなど夢のまた夢、胴長短足の日本人はバレエには向かないと嘲笑されていた時代。無謀な夢を抱いた一人の若者がいた。のちに日本で初めてミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場の引越し公演を実現、鬼才モーリス・ベジャールに不朽の名作「ザ・カブキ」をつくらせ、世界の名門オペラハウスに自らのバレエ団を率いて乗り込むことになる、その青年の名は佐々木忠次。日本のオペラ・バレエブームを牽引、カルロス・クライバー、ジョルジュ・ドン、シルヴィ・ギエム…佐々木が日本に招いた伝説のスターは日本人を熱狂させ、劇場を祝祭空間に変えた。劇場に生きた男の孤独な闘い。その舞台裏が今、明らかになる―。
目次 : 序章 東京バレエ団、パリ・オペラ座の舞台を踏む/ 第1章 目黒の美の殿堂/ 第2章 現実に絶望、虚構にのめり込む/ 第3章 舞台監督という仕事/ 第4章 東京バレエ団誕生 「放浪」バレエ団からの出発/ 第5章 TOKYO BALLETが世界を行く/ 第6章 ミラノ・スカラ座への道 ベジャールの時代/ 第7章 怒りの人
【著者紹介】
追分日出子 : 編集者・文筆業。1952年千葉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。「カメラ毎日」編集部、週刊誌記者を経て、『昭和史全記録』『戦後50年』『20世紀の記憶(全22巻)』(毎日新聞社)など時代を記録する企画の編集取材に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
たまきら さん
読了日:2022/04/08
shushu さん
読了日:2018/09/30
trazom さん
読了日:2016/12/27
Hisatomi Maria Gratia Yuki さん
読了日:2017/10/01
ジャンズ さん
読了日:2017/04/08
(外部サイト)に移動します
文芸 に関連する商品情報
-
村上春樹と若手画家による瀟洒なアート・ブック『四月のある晴れた朝に10... 若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。世界中で愛読される短編2編がこの一冊に。2月27日発売 |2日前
-
【最新】2025年本屋大賞ノミネート10作品決定 本年で第22回目となる本屋大賞、全国の書店員の投票の結果、上位10作品が「2025年本屋大賞」ノミネート作品として決... |2025年02月03日 (月) 12:00
-
物語で被災地と寄り添う チャリティ小説企画『あえのがたり』 今村翔吾、小川哲、加藤シゲアキ、朝井リョウ、麻布競馬場、荒木あかね、今村昌弘、佐藤究、蝉谷めぐ実、柚木麻子ら10人の... |2025年01月22日 (水) 00:00
-
宮本輝『潮音』第1巻 1月20日発売 維新への礎となった、薩摩藩と越中富山の薬売りの知られざる絆。黒船来航、幕府の危機を背景に、一商人の目から描かれる激動... |2025年01月17日 (金) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・
