患者よ、がんと闘うな 文春文庫

近藤誠 (医師)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167620028
ISBN 10 : 4167620022
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
追加情報
:
16cm,303p

内容詳細

がん死の恐怖に煽られ、がんと闘わさせられて、苛酷な治療に苦しむ患者たち…。手術はほとんど役にたたず、抗がん剤治療に意味のあるがんは全体の一割にすぎず、がん検診は百害あって一利もないことを知ろう。無知や誤解にもとづくがんについての認識を改め、後悔しないため、自分のがん治療法は自分で決める。そのための書。

目次 : 第1章 抗がん剤は効かない/ 第2章 抗がん剤は命を縮める/ 第3章 手術偏重に異議あり/ 第4章 苦しまずに死ぬために/ 第5章 がんを放置したらどうなるか:第6章 放射線治療の功と罪/ 第7章 現代に生きる七三一部隊/ 第8章 がん検診を拒否せよ/ 第9章 早期発見理論のまやかし/ 第10章 患者よ、がんと闘うな

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カイ さん

    確かに言われてみれば、患者が癌と闘うっておかしな話なのかも。精神的な話ならともかく、癌細胞も自身の体の一部なわけで自分自身と闘ってるって意味になってしまう。 がんで死ぬことを病死ではなく、あくまで自然死のひとつって考え方にはハッとさせられた。

  • H さん

    癌と闘ってはいけないことは良く分かったけど、人間ドックを受けないわけにはいかないし、早期発見されてしまったらどうやって抵抗すればいいのかは悩ましいな。

  • N.Y. さん

    賛否がわ分かれているようですが,大凡常識だと思っている考え方とは異なる考え方もあるという意味では読んでおくほうが良いと思う.ただし,数字で説明している部分の「多く」は読むに値しない.全く論理性がない.一方で,自分が望む治療は何なのか?抗癌剤によって受ける副作用は何なのか?有効とされた抗癌剤とはどういうことなのか?知らないまま医師に従うのか?望むのか?望まないのか?切ることで治るのか?切らないことで治らないのか?余命とは何か?がん検診に何を期待するのか?知らないまま進まないために考えるべきことが書いてある.

  • Nobuyuki Kagayama さん

    この本は、2000年に出版された本ですが、最近週刊誌で著者の近藤先生のことが取り上げられていたので、読んでみました。まあすごいことが書いてあります。 いままで自分が理解していた癌治療について、180度視点が変わることが次々と書いてあります。昨今二人に一人が癌で亡くなる時代。自分がもし癌になった場合どう対処すればいいか、その指針になると思います。ほんと、驚きの書です。読んでおいて良かった。

  • 山下 賀久 さん

    保険の仕事をしていて、がん治療はとても大きな関心ごとのひとつです。先進医療を含め、通院での抗がん剤治療など様々な治療法があり、年々変わってきていますが、ここに書いてある内容には正直驚きました。 抗がん剤の効くがんは全体の約1割で、それ以外のがんには効かないか命が縮むことが多いそうです。また、日本では手術がメインですが、海外では放射線治療もかなり多くなされているそうです。 そしてなによりもがんは老化であり、年を取ってからのがんはそのまま放っておくのがいちばんいいそうです。 がん治療の向こう側にある儲けの裏側

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人物・団体紹介

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近藤誠 (医師)

1948年10月24日生まれ。2022年8月13日逝去。1973年慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局。79〜80年、アメリカへ留学。83年から同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用や、拡大手術などがん治療の問題を率直に指摘し、医療

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