“狭さ”の美学 草庵・茶室・赤ちょうちん フィギュール彩

近藤祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779170881
ISBN 10 : 4779170885
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
近藤祐 ,  
追加情報
:
219p;19

内容詳細

“狭さ”には、自由と永遠が宿る!鴨長明の『方丈記』、利休の茶室、大雅・蕪村の『十便十宜図』など、日本文化史上の“狭さ”という価値観と美意識とは、現代という過剰消費社会において排他的・敵対的な“広さ”に囚われた私たちに、どのようなアンチテーゼとなるのか。

目次 : 序論/ 第1章 隠者たちの草庵/ 第2章 茶室という小宇宙/ 第3章 南画 または絵のなかに棲むこと/ 第4章 どうすれば良いのか

【著者紹介】
近藤祐 : 1958年東京生まれ。一級建築士、文筆家。慶應義塾大学経済学部卒業。アパレル企業企画部に勤務後、設計事務所での勤務を経て独立。現在、建築デザイン事務所を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ココアにんにく さん

    鴨長明→吉田兼好→松尾芭蕉→千利休という隠者文学の系譜と現在のミニマリズム。この関連性はいくつかの本でも散見されますが本書はすごく詳しい(難しかった)。狭さの美学の変化。色即是空。利休の怪物性と秀吉。黄金の茶室より侘びの文化の方が好きですね。難しいながらも読み進め164頁でようやくドミニック・ローホーさんの名前が出てきてホッとしました。シンプルライフの本はいろいろ読んでいますが、本書を読んで別角度から考えることができました。

  • 翀 さん

    前半難しかったが、赤ちょうちんから面白かった。家には本当に広い空間が必要か?最近サードプレイスが無いのに気づいた。

  • こたつみかん さん

    隠者文学に利休の待庵、南画そして赤ちょうちん。 キーワードはあちこちに広がりながらも、テーマに一本筋が通っていて、読後はなるほどとうなづけました。 隠者文学で鴨長明、吉田兼好、松尾芭蕉+与謝蕪村の比較がとても興味深い。

  • インテリ金ちゃん さん

    自分自身が納得できる<狭さ>の美学を持ちたい。

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