近藤晃央 レビュー一覧
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投稿日:2021/02/06
曲名が「存在証明」の2文字違いが不思議で、自分の存在と灯りの照明になぞらえた希望との論理を、激しく弾き語ってくれています。カップリングの「ベッドインフレームアウト」と「ひとつになれないことを僕らはいずれ知ってゆくよ」は、簡単に聴けるので嬉しい!
ユウムジカ さん |30代
投稿日:2016/06/05
前アルバム「ゆえん」から約3年。 待ちに待った近藤晃央さんの新しいアルバム、その名は「アイリー」。 ”キミは何色…?” という問いかけでいきなりハッとさせる「グラデーションフライ」の始まりから、今までより心の奥底に響く音楽がここにあることに気づく。 そこからシングルにもなっている「心情呼吸」、「あい」から「ビビリーバー」という心情に訴えかける名曲に酔いしれたさせたかと思えば、「恋文」の君を想う繊細で臆病な感情が胸に温かさを与えてくれる。 ここまでの展開だけでも素晴らしいのだが、ここからさらに攻勢を強める。 「あの娘が嫌い -Album Ver.-」では妬み、「理婦人ナ社会」では社会風刺と、それぞれ強く深い言葉を並べ、それを陰のあるロック調の音と歌声で訴えかけてくる。 そこから「アイリーズ」、「六月三日 -Album Ver.-」、「なんのおと?」、「かわいいひと」の優しいメロディで負に染まったオーラを払拭していく。 「ブラックナイトタウン」、「月光鉄道」とどことなく暗そうな雰囲気を醸しだした曲が続くが、そこに映しているのは闇ではなく、そこからの光。 そしてその希望の姿を命という形で表現した「ともしび〜いのちのうた〜」で、アコースティックの音と柔らかな歌声で包み込んでいく。 このアルバムの中にはこのように喜怒哀楽、色んな感情が詰まっている。 それも決して一つの形ではなく、時に強く、時に優しく聴き手に訴えかけてくる。 だからなのかもしれないが、聴く日、時間、気分によって良さが変わってくる感じがある。 言うならばアルバム自体が生きているよう。 一度ならず二度、三度聴くとまた違った良さが見えてくるアルバム。 これは興味深い。
micarosu さん
投稿日:2013/09/08
本当はここにあった。 ただ、気づけなかっただけなんだ。 存在についての価値観を「あい」という言葉に刻んだ詩。 ”愛”であったり”i”であったり、様々な「あい」の在り方があったことに、改めて気づかされる。 ストリングスやピアノの音色もまるで「あい」の存在を示すように、儚いだけでなく力強く存在をアピールしているのも印象的で、言葉からメロディ、サウンドが全て一体となって、ドラマチックに語りかけてくる一曲になっている。 アルバム「ゆえん」から約2ヶ月というハイペースでありながら、これだけのクオリティの曲を仕上げてきた近藤晃央さん。 益々注目していきたいところだ。
micarosu さん
投稿日:2013/07/07
伝えたい言葉があって、それを伝えるためのメロディがあって、それを届けるための声があって。 それらが一つになって歌になる。 そんな当たり前のことが当たり前に素晴らしいと感じさせてくれたアルバム。 それがこの「ゆえん」。 まず言葉について触れると、シングル「らへん」に代表されるように”らへん”がうまく表現されている。 例えば「HONEY」。 ここではただ”好き”とか”愛してる”を伝えるのではなく、何気ない日常の楽しさを切り取っている。 日常というのは大きな変化がない分言葉にするのが難しいが、それを絶妙に描くことで、心の中にスーっと入ってくる。 またこの曲ではその優しい雰囲気を表すように、ポップなメロディとサウンドになっているのも印象的。 それもあって、詩の中に度々出てくる”ハニー”という言葉がとても心地よく耳に残り、聴いていると自然と笑顔になってくる。 詩とサウンドが絶妙な掛け合わせ。 それは他の楽曲にも言える。 だから一曲ごとに違う顔を見せ、時に叙情的に、時にロックにもなる。 それは伝えたいことがそれぞれにあるから。 伝えたいことを伝えるべき形で表現する。 それは単純なことではあるが、決して簡単なことではない。 どんな形にしても近藤晃央であるという芯が確実にあるから出来た一枚。 このアルバムに出会えたことを嬉しく思う。
micarosu さん
投稿日:2013/06/09
純粋なラブソングというのは、こういう曲のことを言うのかもしれない。 ”好き”とか”愛してる”の言葉だけではない、もっと心の奥の部分で抱いている想い。 それは、君にとっての「そこらへん」と僕にとっての「ここらへん」が同じであって欲しいということ。 シンプルできれいなメロディと近藤さんの優しい歌声は、この想いをこんなにも温かく、こんなにも愛おしくしてくれる。 この曲はただ純粋に聴いて欲しい。 きっと心に届く想いがあるはずだから。
micarosu さん
投稿日:2012/12/24
この曲を聴いて、耳に止まらない人はいないだろう。 と言えるくらいに圧倒的なインパクトと力を持った一曲。 手で掴めるものが右手で一つ、左手で一つなら、その手と手をあわせて君という一つが欲しい。 それを願うことしかできなかった葛藤から一歩踏み出そうとした姿が、ラテン調のサウンドに乗り、情熱的に響き渡る。 それはただインパクトがあるだけでなく、前作「フルール」同様に歌謡曲のような聴きやすさも兼ね備えている。 決して奇を狙ったわけではなく、近藤晃央の芯の部分は揺らがないまま見せてくれた新たな一面。 これからの活躍を期待する意味でも聴き逃してはいけない一曲だ。
micarosu さん
投稿日:2012/11/20
儚さがにじみ出た世界。 それゆえ美しさを放つ世界。 花が散る儚さと、その中に見せる美しさを君の存在と重ねた歌詞は愛おしく、それだけで聴くものの心を話さないが、それを包む近藤さんの温かい歌声に、古き良き昭和歌謡を髣髴とさせるきれいなメロディ。 そこに壮大なストリングスが加わることで、美しい空気感を持った一曲になっている。 カップリングの「無表情」では独特のクセのあるアップテンポナンバーを見せてくれ、アーティストとしての幅の広さを感じさせてくれる。 一度聴けば、その魅力から離れられなくなる一枚です。
micarosu さん
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ありがとうございました
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