近藤和雄

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人のアブラはなぜ嫌われるのか 脂質「コレステロール・中性脂肪など」の正しい科学 知りたい!サイエンス

近藤和雄

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基本情報

ジャンル
：
物理・科学・医学
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784774173115
ISBN 10 : 4774173118
フォーマット
：
本
出版社
：
技術評論社
発行年月
：
2015年05月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
近藤和雄 ,  
追加情報
:
２０７ｐ；19

内容詳細

脂肪，とくにコレステロールはみんなの嫌われ者です。健康診断ではコレステロール値や中性脂肪値が気になります。その一方で脂質は三大栄養素には違いなく，体に必要なものなのです。多くの人は，そんな脂質についてどれほど知っているでしょうか？　脂肪酸，中性脂肪，コレステロールなどが食物からどう取り込まれるのか，あるいは生合成されるのか，どういう種類があってどういった働きをするのか，本書は，嫌われ者のアブラについて科学する本です。健康を気にする方，栄養と脂質について知りたい方に読んでほしい１冊です。

出版社からのコメント
何かと悪いイメージがつきまとう脂質。しかし、エネルギー源であることはもちろん、体の代謝に不可欠な様々な働きがあります。「アブラ」をどう摂れば健康が保て、長寿を得ることができるのか？ 最新の科学知識をもとに解き明かします。

【著者紹介】
近藤和雄 : １９４９年、東京生まれ。医学博士。東京慈恵会医科大学を卒業後、豪・メルボルンのベイカー研究所へ留学。防衛医科大学病院講師（第一内科）を経て、国立健康・栄養研究所臨床栄養部臨床栄養指導研究室長を務める。１９９９年、お茶の水女子大学生活環境研究センター教授に就任後、同センター長、大学院教授を歴任。現、同大名誉教授、東洋大学食環境科学部教授。日本栄養・食糧学会会長。日本動脈硬化学会評議員。動脈硬化を起こす生活習慣病（脂質異常症、肥満、糖尿病、高血圧）と食物との関わりについて研究、赤ワインの抗酸化作用の解明などを通じ世界的に評価されている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • としちゃん さん

    読了日：2016/08/05

    仕事のための勉強本。中性脂肪とコレステロールの違い、吸収、運搬、貯蔵のメカニズム等、アブラの基本が理解できました。中性脂肪もコレステロールも減らせばいいというものではなく、要はバランス。また悪玉コレステロールのLDLより、注意しなければならないのは酸化LDL。抗酸化作用のあるビタミンＥ、ポリフェノールはビタミンCと一緒に摂ることが大事だそう。日本食は理想的な脂肪バランス食なので、体脂肪やコレステロール値を減らすには、ご飯やアブラ減らすより間食を止めること。頭ではわかるけど、それがけっこう難しいんですよねぇ

  • Humbaba さん

    読了日：2016/05/11

    たとえ見た目では太っているように見えないとしても、内臓に脂肪が付いている可能性はある。それによってすぐにどうこうなるわけではなくても、放置していればいずれ手痛いしっぺ返しを受けることになる。どうすれば問題が起こり、それを解決するに那覇にをするべきかを知れば、健康は必ず手にはいるだろう。

  • ken_yu さん

    読了日：2020/07/04

    コレステロール値が高いので読んでみた。 知りたかったコレステロールについてコレステロールの必要性、コレステロールを下げる食事などについて書いてある。 また、悪玉コレステロールの酸化が動脈硬化を招く最大の原因ということを初めて知った。 抗酸化食品はあまり意識してなかったのでこれからは意識して摂取してみようと思う

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