辻真先のテレビアニメ道

辻真先

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845636518
ISBN 10 : 4845636514
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
319p;21

内容詳細

目次 : ■CHAPTER1 テレビの原野からアニメの荒野へ / 読者のあなたにご挨拶 / シナリオ修行を振り出しに / テレビとはなんですか / 昔むかしのテレビの制作風景 / 映像には言語があり文法がある / シナリオの読者は誰だろう / 絵にしにくい素材を絵にした例 / 映画とテレビ技法の齟齬 / 毎週オンエアしようという非常識 / 非常識が常識なのだ / やがてアニメの世界に入った / ■CHAPTER2 第1話専用脚本家として / 『ジャングル大帝』 / 『ゲゲゲの鬼太郎』 / 『もーれつア太郎』 / 『アタックNo.1』 / 『タイガーマスク』 / 『サザエさん』 / 『キックの鬼』 / 『東映魔女っ子シリーズ』 / 『デビルマン』 / 『ドロロンえん魔くん』 / 『キューティーハニー』 / 『ミクロイドS』 / 『一休さん』 / 『超電磁ロボ コン・バトラーV』 / 『アローエンブレム グランプリの鷹』 / 『ジェッターマルス』 / 『キャプテンフューチャー』 / 『ハニーハニーのすてきな冒険』 / 『Dr.スランプ アラレちゃん』 / 『パタリロ!』 / 『巨神ゴーグ』 / ■CHAPTER3 アニメこぼれ話 あふれ話 / 『オバケのQ太郎』 / 『冒険ガボテン島』 / 『巨人の星』 / 『サイボーグ009』 / 『ドラえもん』 / 『バンパイヤ』 / 『おじゃまんが山田くん』 / ■CHAPTER4 アニメの昨日・今日・明日 / ぼくの昨日とアニメ / ぼくの今日とアニメ / ぼくの明日とアニメ / ・まえがき 綿引勝美 / ・シナリオ特別収録 『巨神ゴーグ』第1話 / ・『鉄腕アトム』「夢みる機械」の巻のために手塚治虫が描いた絵コンテ案 / ・辻真先 思い出アルバム / ・スペシャルインタビュー 安彦良和 / 『巨神ゴーグ』で目の当たりにした、辻真先さんの間口の広さ / ・あとがきにかえて 綿引勝美

【著者紹介】
辻真先 : 1932年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。NHKで番組制作・演出に携わった後に独立。『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』、『デビルマン』をはじめ、数多くのアニメ脚本を執筆し、日本のアニメ界を黎明期から支えてきた。ミステリ作家、旅行評論家、エッセイストとしても作品を発表。マンガ原作も多く手掛けている。1981年、『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞受賞。2004年、第39回長谷川伸賞受賞。2008年、第13回アニメーション神戸賞特別賞、第11回文化庁メディア芸術祭功労賞、第61回中日文化賞受賞。2009年、『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞小説部門受賞。2019年、第23回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    多くのアニメで「脚本・辻真先」とクレジットされてきた作家の自伝だが、90歳近くの今なお現役で活躍しているだけに関わった作品数の膨大さに驚く。シナリオライターとして戦後アニメ史を俯瞰してきた人の証言だけに、あの話の裏にはこんな事情があったのかと思い当たる部分もしばしばだ。取り上げられた作品はすべて原作ありだが、著者が原作のエッセンスを読み取り視聴者を楽しませるテクニックを心得ていると注文する側もわかっていたのだろう。海外勢に追い上げられつつある日本アニメだが、老いてなお溌溂たる辻さんを目標に頑張ってほしい。

  • keroppi さん

    アニメ界のレジェンドにして現役、辻真先さんのアニメ裏面史が実に面白い。それにしても、こんなに沢山の作品に関わっていたとは驚きだ。テレビ草創期の話から、「ジャングル大帝」、「タイガーマスク」「サザエさん」「デビルマン」「一休さん」「パタリロ!」等々、その守備範囲の広さ何でもござれの素晴らしさ。辻さんの歩いてきま道は、まさに日本アニメ史だ。表紙にも使われた手塚治虫による「鉄腕アトム」幻の絵コンテや仲間と撮った写真の数々も貴重だ。ミステリー小説も話題の現在、まだまだ活躍してほしい。

  • ヒデキ さん

    アニメ創世記を現役で活躍されている辻さんの思い出で語られています 数々の企画が、辻さんの脚本で第一話が、作られていった過程が、面白かったです テレビという制約の中で取り組んでみえた方たちの姿が4みえてきます

  • こうすけ さん

    テレビアニメ黎明期から活躍する、元NHK職員のシナリオライター・辻真先さんの仕事術的な本。ありし日の振り返り的な記述も多いが、「昔は良かった」的な話は一切ないのでストレスなく読める。きっとご自身の自慢話はしないようにしているんだろう、2000話近く担当しながら、あまり仕事のコツなどは語っていない。しかし、90歳近いいまも名探偵コナンのシナリオを書いたり、今度はじまるルパン三世新シリーズでも、押井守たちとともにシナリオを担当している現役っぷりは凄い。

  • Mc6ρ助 さん

    「タイガーマスク」あたりまではしっかりテレビ漫画っこ(アニメというのはもう少し後年・・)だったはずだけど、この本で見ると「ジャングル大帝」「タイガー・・」の他に辻先生にお世話になったものはなく接点が以外と少ない。とはいえ、この人こそテレビアニメのレジェンド中のレジェンドに違いない。

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人物・団体紹介

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辻真先

1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほ

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