朝が来る

辻村深月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163902739
ISBN 10 : 4163902732
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
346p;20

内容詳細

出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー

親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた一本の電話。電話口の女の声は、「子どもを返してほしい」と告げた――。

担当編集者より
親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口で「子どもを、返してほしいんです」と言い募る女は「片倉ひかり」と名乗った。その名前は、栗原夫妻にとって忘れることのできない名前だった……。やがて明かされる、まったく異なる環境を生きるふたりの女性の人生と葛藤。話題作を次々と発表する直木賞作家が、新たな境地に到達しました。号泣必至の感動長篇です。

【著者紹介】
辻村深月 : 1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    前作の「ハケンアニメ」とうって変わって、今回は非常に重いテーマでした。辻村深月自身が母親になったことで、こうした作品を執筆する大きな要因になっているんでしょうネ。少子化が加速する時代を背景に、不妊治療、特別養子縁組、親子間の問題等をリアルに物語に昇華させています。最後に一筋の明るい未来(朝)が見えているのが救いかも知れません。いずれにしても人口が減少して栄える国は歴史上もないので、政治家はもっと真剣に実効性のある少子化対策を考えて欲しいと思います。

  • 風眠 さん

    いきなり上から目線だけど、辻村深月、風格が出てきたと感じた。容赦のない現実を重厚な筆致で描きながらも、読者を置いてけぼりにしない。これって物凄いことだ。「子どもを、返してほしいんです」穏やかに暮らしていた家族にある日かかってきた電話。子どもを望んでも授かれなかった夫婦と、望まれない出産をし子どもを手放さなければならなかった中学生の女の子。特別養子縁組が繋いだ両者の葛藤とその後が、あの一本の電話に収束していくまで、別々のノンフィクションを同時に読んでいるようだった。夜は必ず明ける。朝は、来る。どんな時でも。

  • 遥かなる想い さん

    辻村深月が描く母親視点の世界..さすがに 感情の機微を巧みに描いている。 「子供を返して下さい」という生んだ母と 産めなかった母..心がえぐられるような感情の 起伏を巧みに盛り込みながら、読者を巻き込む 展開は本当に上手い。「母になる」こととは 何なのか。子供は本当に「朝」を運ぶのか。 佐都子とひかりの対比的な人生を描きながら、 「家族の時間」の意味を問う、そんな 現代的な母と子の物語だった。

  • yoshida さん

    辻村深月さんの作品はデビュー作から読んでいる。初期の作品にあったファンタジーの要素は本作では無くなり、リアリズムのある社会的な作品となった。人間の心の動きを巧みに描く技法は更に冴え、時事問題にも鋭く切り込む。病気により子を持てない栗原夫婦は不妊治療を諦める。特別養子縁組の制度を知り、栗原夫婦は待望の子を得る。産みの母を名乗る女性から金銭を要求されるのだが。中学生の無知な為の妊娠という昔からある内容。世間体ばかりで、ひかりと向き合わない両親の冷たさ。そこに無知も加わり、苦しむひかりの哀しさ。一気読みです。

  • takaC さん

    ひかりに幸あれ。朝斗に幸あれ。栗原夫婦に幸あれ。片倉一家にも幸あれ。

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辻村深月

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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