スロウハイツの神様 下 講談社ノベルス

辻村深月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061825123
ISBN 10 : 4061825127
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
18cm,317p

内容詳細

人気作家チヨダ・コーキに急接近する加々美莉々亜の存在が、不穏な空気を漂わせる中、突如判明した驚愕の事実。売れっ子脚本家・赤羽環のプライドを脅かすこの事件は、どんな結末を迎えるのか…。

【著者紹介】
辻村深月 : 1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。新時代の潮流に突如現れた、エンターテインメント界の期待の大型新人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しゅわ さん

    【図書館】やられた…読後の正直な感想です。登場人物紹介のような上巻を経て、タイトル通りゆっくりと時が流れる青春群像劇だと思って読んでいたので、いろんな意味で裏切られました。下巻は怒涛の展開ですね。黒木さんの企みやチカラ&幹永舞、天使の正体ぐらいまではだいたいわかって…正直、内心得意になっていたのですが…なるほどそうくるかっ!?あのエピソード、この違和感にいろいろ“納得”で、読み終わったらすぐ上巻から再読したくなります。

  • エンブレムT さん

    伏線の回収が見事ですねー!・・・っていうか、ここまで張り巡らせるてると(伏)線っていうより網のようですがw想像とは少しずつ違った方向にそれぞれが着地してみせてくれた、納得と満足のラスト!なるほど、スロウハイツは確かに現代版のトキワ荘。夢や希望の共同生活だけじゃなく、それぞれが己の才能と向き合う痛みを伴う生き方の物語でした。でも、物語のテーマは『愛』なのかー!!うわ〜、やられた。食わず嫌い克服どころか、辻村作品の作品内リンクとやらを探す旅にでてしまいそうですwww

  • ヨミー さん

    上巻のスロウな展開に対して、下巻はスピード感ありでスムーズに読めました。すべては最終章への布石、という感じで伏線の回収が見事でやられました。コウちゃんが天使ちゃんに奔走する様子が切なく涙モノでした。コーキも環もお互いに見えないところで救いあっていて、エピローグのラストも今後の二人のいい感じの余韻が残り、読了感もよく面白かったです。明るい話でよかった。また関連本や辻村作品も読んでみたいです。

  • ゆみねこ さん

    最終章で泣かされました!コウちゃん、あなたって人は…。上巻で環に全く共感出来なかったのに、一気に覆させる辻村さんの筆力。あぁ、良い本を読ませてもらいました。「マディ」の意味、2007年にこの作品を書かれていたなんて、素晴らしい。

  • nyanco さん

    ミステリーよりも青春群像劇といった感じ。私は無器用な生き方しかできないすみれに心惹かれた。辻村作品なので、どの文章も伏線か…と気になって読み飛ばすことが出来ない。初期の作品は特に長いので大変。ラストに向けてパタンパタンと伏線が明らかにされていく。やっぱりそうだったのか…、これは気付かなかった…というシーンもあったり。伏線の回収の仕方がとても丁寧で本当に真面目な方だとつくづく思います。2月にコーキの書いた処女作品とされる「v.t.r.」が出版されるので駆け込み読書。まだの方は、どうぞお早めに〜!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

辻村深月に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド