お騒がせロボット営業部! 文春文庫

辻堂ゆめ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913144
ISBN 10 : 4167913143
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
追加情報
:
299p;16

内容詳細

社運をかけて開発された身長80センチの人型ロボット・パティ。外見はダサく、実用性も低いのに、ある日取引先から「パティが事件を起こした」と衝撃の連絡が。「パティにそんな能力はない!」と絶対の自信(?)を持つお世話係の朝香、ロボットオタクのイケメン怜央は、真相に迫れるのか―文庫オリジナルの軽快ユーモアミステリー!

【著者紹介】
辻堂ゆめ : 1992年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒。『いなくなった私へ』で『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞しデビュー。大手通信会社でロボット製品の法人営業を経験後、現在は執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    AIをエキスパートシステムだけで構築しようとしちゃダメなんだよー。何十年も前の挫折ぢゃまいか。怜央君も、大学で何を学んで来たんだよー。怜央君だけじゃ無くてロボット開発課員全員だぞっ!全く。プンスカ。パティの主にソフトウェアの基本設計から見直したいぞ。それにビジネスモデルも見直す余地がありそうに思えるけど。って、ここ迄、本筋と関係なく。 あ゛ー、もう感想書けないじゃん。無能パティの巻き込まれっぷりですね。営業としては、お荷物感否めない。でも憎めないんですよね。それどころか愛着が湧いちゃいますよね。朝香さん。

  • MI さん

    ロボットパティくんのお騒がせ営業部の話。外崎朝香と内藤玲央はダッグを組んでポンコツロボットパティを営業に翻弄する。パティ失踪、外車をダメにする、詐欺の片棒を担ぐ、殺人を犯すなどすごい目次が並ぶ。デモ機を貸し出すたびに事件に巻き込まれる。2人はそのたびに翻弄される。どの事件も人間が仕組んだもの。ロボットは無実。掃除機、洗濯機など単独の操作をするだけならロボットはいらない。ロボットも無限の可能性が秘めている存在であるべきだと信じて2人の翻弄は続く。お茶目でポンコツなロボットに癒されて微笑んでしまう。

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆22002【お騒がせロボット営業部! (辻堂 ゆめさん)k】ふんわりと軽くて優しい雰囲気の作品でした。ロボットのパティ、サイズはちょっと小さめ〜、機能が少なく実用性無し〜、すぐにフリーズして学習リセットされちゃう〜。競合他社のロボットに対してまったく優位性のないパティを何とか売ろうと奮闘する営業部の朝香と技術屋の怜央を中心としたほんわか作品。ロボットをネタにした日常ミステリーの連単ものです。エピローグは『こんなにも上手くいく?』とは思うものの、ここまでトントン拍子なら逆に清々しいくらい!

  • kei302 さん

    パティ失踪、パティ車を破壊(!)パティ詐欺に荷担、そして、遂に、殺人未遂事件発生。4件とも被疑者(ロボ)になったパティの身の潔白を晴らすため「ロボット事業部・営業部」の朝香が駆け回る。解決するのは開発者の内藤だけど。老人ホームでは役に立っているみたいなパティの様子と詐欺の話が面白かった。

  • よっち さん

    社運をかけて開発された人型ロボット・パティ。外見はダサくて実用性も低いパディを導入した取引先から次々と「パティが事件を起こした」と連絡が入るお仕事ミステリ。残念なパディを懸命に営業する朝香が、失踪騒ぎや外車を傷物にした疑惑、振り込め詐欺幇助疑惑に殺人容疑まで掛けられるパディの無実を晴らすため、開発者の怜央と一緒に奔走する展開で、それがいちいち「このロボットはそんなに有能じゃない」証明に繋がっている辺りが切ないですね…。まさかの事業存続でしたけど、果たしてそれで良かったのかちょっと考えてしまいました(苦笑)

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人物・団体紹介

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辻堂ゆめ

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー。21年『十の輪をくぐる』で第42回吉川英治文学新人賞候補、22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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