基本情報
内容詳細
小説はいつの時代も、いたるところで書かれてきた。古くは神話から始まり聖書へ、日本では漢語の輸入から文学の成熟へ。『ドン・キホーテ』、『ボヴァリー夫人』、『白痴』など、世界の名作を細部まで読み解き、物語の歴史を考察することで、小説の誕生からその構造や手法、作品同士の繋がりまでを面白く丁寧に解説する。現役東大生が熱中した特別講義を完全収録した究極の“世界文学”読本。
目次 : 第1講義 我々はみなゴーゴリから、その外套の下からやってきた/ 第2講義 我々はみな二葉亭四迷から、その『あひゞき』から出てきた/ 第3講義 舌の先まで出かかった名前―耳に向かって書かれた“声の物語”/ 第4講義 私をどこかへ連れてって―静かに爆発する短篇小説/ 第5講義 燃えつきる小説―近代の三大長篇小説を読む1セルバンテス『ドン・キホーテ』/ 第6講義 燃えつきる小説―近代の三大長篇小説を読む2フローベール『ボヴァリー夫人』/ 第7講義 燃えつきる小説―近代の三大長篇小説を読む3ドストエフスキー『白痴』/ 第8講義 物騒なフィクション―ラシュディ『悪魔の詩』と冒涜するフィクション/ 第9講義 自作『枯葉の中の青い炎』は、どのようにして書かれたか/ 第10講義 ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』をどう読み、どうパスティーシュするか
【著者紹介】
辻原登 : 1945年和歌山県生まれ。90年『村の名前』で芥川賞、99年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎賞、10年『許されざる者』で毎日芸術賞、12年『韃靼の馬』で司馬遼太郎賞など、受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
i-miya さん
読了日:2014/02/09
i-miya さん
読了日:2013/12/31
i-miya さん
読了日:2013/10/24
harass さん
読了日:2016/04/28
i-miya さん
読了日:2013/10/28
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
辻原登
1945年(昭和20)和歌山県生まれ。90年『村の名前』で第一〇三回芥川賞受賞。99年『翔べ麒麟』で第五〇回読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で第三六回谷崎潤一郎賞、05年『枯葉の中の青い炎』で第三一回川端康成文学賞、06年『花はさくら木』で第三三回大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された
文芸 に関連する商品情報
-
K-POPアイドルたちの努力と苦悩を綴った豪華インタビュー集『それでも... J-HOPE、HOSHI、LEO、チョンハ、イ・チェヨン などK-POP界で今まさに大活躍をしているアイドルたちの努... |2024年04月19日 (金) 00:00
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |2024年04月18日 (木) 15:00
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・