庭の時間

辰巳芳子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784579210701
ISBN 10 : 4579210700
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
22cm,148p

内容詳細

著者の生活観そのものが景観となった庭から想起する名エッセイと、その旬の素材を生かした料理レシピを紹介。さらに「食べられる庭」の実態を紹介しつつ、暮らしに大切なことを優しく訴える1冊。

【著者紹介】
辰巳芳子 : 1924年、東京生れ。料理研究家、随筆家。聖心女子学院卒業。料理研究家の草分けだった母、浜子のもとで家庭料理を学ぶ。また、宮内庁大膳寮で修業を積んだ加藤正之さんにフランス料理の指導を受け、イタリア、スペインなど西洋料理の研鑽も積む。父親の介護からスープに開眼し、鎌倉の自宅で「スープの会」を主宰。NPO法人「良い食材を伝える会」会長。NPO法人「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    鎌倉の浄明寺近くにある辰巳さんのご自宅の庭の植物とその草木を使った料理などを1年12ヶ月ごとにカラフルな写真で紹介してくれます。こんなにたくさんの植物を手入れされているのは広い庭でないとかなり無理な話ですね。食べものも自然を感じられるものが殆どでちょっとした事でできるものが多いように感じました。雑誌「図書」で辰巳さんの同じような随筆が6回連載されていましたが9月号で終わりました。

  • クリママ さん

    料理研究家、現在90代後半の著者。鎌倉の谷戸の邸宅の広い庭には多くの草木があり、写真で紹介される季節の折々が美しい。でも、こちらは料理の本の趣が。料理研究家の草分けである母上から、料理だけでなく、季節の細やかな仕事を受け継がれている。なんと品の良いこと。私事でいえば、父母から多くのことを教わったが、それを次の世代へ引き継ぐことができない。例えば、今は、車窓から外へ目を向ける人などなく、皆スマホだけを見つめているような時代。こんな細やかな心配りのある暮らし方はもうなくなるのかと思うと、とても寂しい。

  • なつ さん

    日本語本来の奥ゆかしさ、美しさ、正しさが、書きことば、話しことば、読みことば、として、ふんだんに紡がれていて「このことばってこうやって使うんだ」「これってこういう意味だったんだ」など。現代版『みをつくし料理帖』だなと思った。と、いうのも季節毎のお料理や植物がたくさん紹介されていたから。そしておばあちゃんのことを思い出して会いたくなった。話したくなった。もっともっとたくさん会いに行けば良かった。話しておけば良かった。そう思ったら泣けてきた。そして、『樹木の陰にはえびね』の写真と、ホリスティックということば。

  • pico さん

    読む薬湯。日本のターシャともいうべき辰巳芳子さんのその眼差しと姿勢は心底憧れる。自然からうける賜物に対する言祝ぎから鋭気をもらう滋味溢れる作品に感謝。巻末付記の辰巳芳子さんのお庭やその植物を生かした料理例などは圧巻。

  • どうしよう さん

    実家で見つけた本。これを所謂ファンタジー的に読めたらもっと楽しめただろうと思う素敵な雰囲気。自分のことは棚に上げて、と言うか。しかし読んでいて妙に自分の至らなさに気持ちが向いてしまって難しく感じた。庭というのは本棚みたいにその人を表してしまうからかなあ。

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辰巳芳子

料理研究家、エッセイスト。1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼する。鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰し、高齢者や病気の方へ提供できるよう指導している。「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこ

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