まごころの人 辰巳浜子

辰巳浜子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784579304356
ISBN 10 : 4579304357
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,234p

内容詳細

料理研究家のさきがけとして、家庭料理の途にあざやかな足跡を印した辰巳浜子。少女時代の自由な学びから、戦中・戦後を自分の才覚と働きで乗り越えた日々を、生前の文章をもとに記す。昭和の姿が浮かび上がる1冊。

【著者紹介】
辰巳芳子 : 大正13年、辰巳芳雄・浜子夫妻の長女として東京に生まれる。聖心女子学院卒業。母の傍らで自然に家庭料理を会得した。平成22年、NHK放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夏みかん さん

    凛とした生き方が伝わってくるような文章でした。うちの祖母もそういう人だったので、つくづくこの時代の人たちの凄さを感じるのですが、どうしてそういった気質のようなものが次の世代(自分を含め)にちゃんと伝わっていないのでしょうか。なかなか真似できませんが、「丁寧に」とか「真心をこめて」とかを口癖にするところから始めようと思います。

  • 渡"邉恵'里' さん

    2011年刊行。明治37年、東京神田生まれの料理研究家:辰巳浜子の書き残したものを1冊の本にまとめた。大正13年生まれの娘:芳子も料理の道を進む。戦争を挟む激動の時代を生きた二人。母の文章を読むと、しっかりした教育、心のこもった躾、深い愛情や命に対する尊厳などを感じる。大きな魂に触れ、激励されたり、叱られたりしているような、不思議な満足感が残った。偉大な人が普通の主婦として行った仕事の数々を知ると、やはり世に出るべき人だったのだと思わずにいられない。時代が違うのでやや読みにくいところもあるが、価値ある一冊

  • Satoko Muta さん

    「表はもめんでも裏には絹をつけ、着物より、長じゅばんや小物類に渋い心を配り、たびは足にくいいるばかりに、きっちりと、そして光るばかりに真白く、鼻緒の前つぼのかたくしまったはきものを好んだ江戸っ子」この言葉の選び方、リズム、立ち上がってくるイメージの豊かさ。むさぼるように読みました。

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辰巳浜子

料理研究家。1904(明治37)年、東京生まれ。香蘭女学校卒業。1977(昭和52)年逝去。享年73

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