地獄くらやみ花もなき 角川文庫

路生よる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041067772
ISBN 10 : 4041067774
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
240p;15

内容詳細

怖いほどの美貌だった。白牡丹が肩に咲く和装に身を包んだその少年は、西條皓と名乗った。人が化け物に見えてしまう遠野青児は、辿り着いた洋館で運命の出会いを果たし、代行業を営んでいるという皓のもと、なぜか助手として働くことに。代行業、それは化け物に憑かれた罪人を地獄へ送る“死の代行業”だった。そして、また今日も、罪深き人々が“痛快に”地獄へと送られる。妖しき美少年と絶望系ニートの“地獄堕とし”事件簿。

【著者紹介】
路生よる : 愛知県生まれ。2017年、『地獄くらやみ花もなき』で第3回角川文庫キャラクター小説大賞“読者賞”を受賞。同年、「折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。」(受賞時タイトル「折紙堂の青目鬼―折り紙あやかし事件帖」)で、第5回富士見ラノベ文芸大賞“審査員特別賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aquamarine さん

    ときどき人が化け物に見える遠野青児が放浪生活中に迷い込んだのは、牡丹の着物をまとった美青年・西條皓の住む洋館。彼はその特技を買われ、彼の助手として働くようになるのですが…。妖ものといったら憑き物落としを想像してしまいますが、これはまた違ったアプローチ。分類としてはホラー風味のミステリでしょうか。青児の見えるもの、皓がすること、二人の関係等、想像以上に楽しんで読み進めていました。皓の仕事柄、内容は陰鬱なものなのですが読みやすかったです。是非続巻も読んでいきたいです。

  • ままこ さん

    人が犯した罪を暴いて裁く地獄代行業を生業とする美貌の少年皎。皎の助手として働くことになったは青児は罪を犯した悪人の姿が化け物として目に映る。板子一枚下は地獄。やるせなく陰惨な場面もあるが皎と青児のやりとりがほのぼのとしていて読みやすいライトノベル的ホラー。皎と棘の因縁の対決も面白そうだし続編が出れば読んでみようかな。

  • りゅう☆ さん

    青児は他人の姿が化け物に見える時がある。それが見えた時、不幸がある。ある日、西條皓の元でバイトをすることに。実は彼の仕事は閻魔大王の業務の肩代わりとして、罪人の罪を暴いて地獄に堕とすという地獄代行業だった。妊娠後夫が自分を避けるようになったという妻、我が家を祟ってる鵺を退治してほしいという女性。そこに隠された罪。おぞましい形で死へと導かれる。必ず解決するも「死を呼ぶ探偵」こと凜道棘と皓の因縁とは?そして皓の所に辿り着いた青児もある罪を抱えていた。結構グロいんだと思うけど、皓の毒舌と青児の軽さで緩和される。

  • だりあん さん

    妖怪、迷い家、美少年、探偵…大好物がそろってる…。助手からペット扱いになっていく不幸体質の主人公。…『さあ、オマエの罪を数えろ』と某仮面ライダーの台詞が頭の中で…(;・∀・)………アップルパイ食べたくなってきた…。

  • ★Masako★ さん

    ★★★+魔王の子であり半妖の美少年・西條皓(ひろし)が住む館に、誘われるようにたどり着いたニートの青年・遠野青児。実は青児には、人の犯した罪が妖怪の姿として見えてしまう力が。そのせいで皓の助手として悪人の罪を暴き地獄に送る仕事をすることに。人の心の醜さを暴く重めの内容ではあるものの、皓と青児のやり取りが面白く軽妙で読みやすい文章、謎解きもしっかりしており、とても楽しめた♪ライバルの探偵・凛堂や謎の人物・小野篁も興味深いキャラ!続編が近々出るようなので、待ち遠しい。

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人物・団体紹介

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路生よる

愛知県生まれ。2017年、『地獄くらやみ花もなき』(受賞時タイトル「地獄くらやみ花も無き」)で第3回角川文庫キャラクター小説大賞“読者賞”を、『折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。』(受賞時タイトル「折紙堂の青目鬼‐折り紙あやかし事件帖‐」)で第5回富士見ラノベ文芸大賞“審査員特別賞”を受賞し

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