喜劇 愛妻物語 幻冬舎文庫

足立紳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344428782
ISBN 10 : 4344428781
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
足立紳 ,  
追加情報
:
199p;16

内容詳細

結婚10年。「女房とのセックス」のハードルがここまで高くなろうとは…。稼ぎもない、甲斐性もない、無職同然の脚本家のダメ夫にようやく仕事のチャンスが舞い込んだかに見えた。働き者でしっかり者の妻、5歳の娘とともに四国へ取材旅行に向かうのだが。どんなに激しく罵り合おうとも、夫婦の関係を諦めない男女をコミカルに描く人間賛歌小説。「百円の恋」脚本家のデビュー小説!!

【著者紹介】
足立紳 : 1972年鳥取県生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動をへてシナリオを書き始める。第一回「松田優作賞」受賞作「百円の恋」にて第三九回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。「14の夜」で初の劇場映画監督を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    『乳房に蚊』の改題文庫で、ハードカバーを読了して以来、6年ぶりの再読です。やっぱり読むタイミングやコンディションなのか、最初に読んだトキよりも、売れないシナリオライター「豪太」のダメっぷりにただただ嫌気しか残りませんでした。考え方や言うこと、やるコト全てが残念で、奥さん「チカ」がひたすら気の毒に。サラッと読めて、深く考えずに笑えたらいいんでしょうけど、ちょっとツラかったです。口先だけの主人公の屁理屈に笑えなくなってしまいました。また違うタイミングで読むとサラッと軽めに笑えるトキがくるかもしれませんね。

  • じいじ さん

    表紙の画像が間に合わない、新刊の口開け感想は躊躇います。「喜劇 愛妻…」の表題から、もっと温かい仄かな笑いを誘う夫婦の話を想像、期待して読み始めた。喜劇というより、一冊まるごと亭主の悲劇だ。情けない亭主と気の休まらないガミガミ女房のドタバタ夫婦物語で、期待外れだった。(あくまで私の個人的見解ですので、念の為)。読後の解説で知りましたが、文庫化で改題。私は単行本時の『乳房に蚊』の表題の方が、この内容にマッチしていると思うのだが…。好みが分かれる作品ですね。

  • ロマンチッカーnao さん

    奥さんのことが好きなんだけど、仕事がまるでできなくて、収入が低くて、ぐーたら過ごしているクズ夫と、お金を稼ぎ一家を支えているしっかりしてる奥さん。クズ夫が奥さんのこと大好きで、セックスを求めるんだけど、一家を支え、家事も分担とは云えこなしている奥さんからしてみると、何で夜の世話までしないとだめなんだとばかりに拒否。そんな日々の中、脚本家として大きな仕事が取れるかもと四国まで取材旅行にいくことになり、夫としては、そこで、仕事も、大好きな奥さんとの夜も一気にって感じのお話。喜劇ですね。

  • 桜もち 太郎 さん

    youtubeで映画の宣伝をやっていた。興味を持ち読んでみた。結婚10年の売れない脚本家と、彼を支える妻娘。何をやってもうまくいかない。物語は取材旅行を中心に進んでいくが、これがうまくいかない。鬼嫁であるチカの逆鱗に触れること数知れずのダメ夫ぶり。この男が売れる日は来るのだろうか。何となく続きがありそうなので読んでみたい。映画では濱田岳と水川あさみ、バッチリとイメージに当てはまっていた。

  • たけちゃん さん

    結婚10年売れない脚本家でどうしょうもなくダメダメな夫と働き者でしっかり者の妻との夫婦関係をコミカルに描いた愛情物語。 それにしても他人の夫婦関係だから笑えるけどこの夫への同情というか共感は皆無。むしろ妻をキレやすく怒りん坊にさせてしまった、こんな夫のために妻はよく辛抱してるよ。

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