アジア海道紀行 文春文庫

足立倫行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167344030
ISBN 10 : 4167344033
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
追加情報
:
270p;16

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読書メーターレビュー

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  • あかつや さん

    インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、台湾、フィリピン、アジアの海道を巡る旅。さすがに古い本なので、発展著しいこれらの地域の現在とはかけ離れた部分も多いだろうけど、なんとなく雰囲気は伝わった。東南アジアを拠点に活動しているMMA団体の試合を近年よく見るので、これらの地域はけっこう親しみがあって、いつか行ってみたいなあ。その団体の初期の頃はあまりに低レベルな試合が多くて、こりゃ時間がかかりそうだと思ってたんだけど、最近は日本人もなかなか勝てなくなってきている。アジアの発展はそういう面でも実感するなあ。

  • Hiroki Nishizumi さん

    こちらのアジア海道紀行は南シナ海からアラビア海までその舞台を広く取っている。ただ内容は古さを感じ、ドキュメンタリー的に得るものが感じられなかったことは残念である。

  • MioCastello さん

    レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の公開が2000年。当時タイのパンガン島とアムステルダムを相次ぎ旅した私は仕上げにとインドゴア行きの計画を練ったものだ。しかし夢は叶わず月日は流れいつしかゴアはヒッピー天国ではなくなってしまったらしい。せめてあの当時の雰囲気だけでも味わえたらと本書を手に取る。1990年初版という時代背景やゴアやマラッカを巡るルートから勝手に「深夜特急」的なものを期待したが予想に反して社会派紀行だった。それはそれで良かったし当時の人々の息遣いもしっかりと感じることができた。

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足立倫行

1948年鳥取県境港市生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。週刊誌記者を経てノンフィクション作家となる。処女作『人、旅に暮らす』

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