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はぐれ鴉 集英社文庫

赤神諒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447811
ISBN 10 : 4087447812
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
赤~諒 ,  

Content Description

【第25回大藪春彦賞受賞】
寛文六年、豊後国・竹田藩で城代一族二十四人殺しという凄惨な事件が起きた。
一人逃げ延びた城代の次男・次郎丸は復讐のため、江戸で剣の腕を磨き、才次郎と名を変え、叔父で下手人である玉田巧佐衛門がいる竹田の地を十四年ぶりに踏んだ。再会した巧佐衛門は、堤の普請に汗を流す清貧の城代となっていた。憎む仇の意外な姿を知り、竹田小町と評判の巧佐衛門の娘・英里に恋心を抱くようになっていく。恋か復讐か、千々に乱れる心を抱きながらも、煮え滾る復讐心を支えに必ずや叔父を討つと心に誓うのだが……。一族惨殺の謎と竹田藩の秘密とは! 歴史ミステリー。

赤~ 諒 (あかがみ・りょう)
1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。大学教授、弁護士。2017年「義と愛と」(のち『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。23年『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞受賞。主な著書に『大友落月記』『酔象の流儀』『戦神』『立花三将伝』『太陽の門』『仁王の本願』『ァ』『佐渡絢爛』『碧血の碑』などがある。

【著者紹介】
赤神諒 : 1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。大学教授、弁護士。2017年「義と愛と」(のち『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。23年『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぼっちゃん

    【集英社文庫のナツイチ2025小冊子で「はぐれ鴉」のレビューを掲載して頂いたので早速文庫で再読】一族を惨殺され唯一生きのびた主人公が14振りに帰還し仇を討とうとするのだが。。最後にでっかい謎の真相がわかると実際竹田藩とはどんな藩だったのだろうと調べると小説に出てきた文化財が残っているようなので一度訪れてみたいなぁ。大分でTVドラマ化されるようだが、BS11でも放送予定とあるので見てみたい。

  • てつ

    仇討ちものの大河時代小説かと思いきやしっかりしたミステリー。とはいえ最後までゆっくりと解き明かされていくので、読んでいるうちにはそれと感じさせないドラマ感がある。映像化されたみたいですが、今の私のサブスクでは観れない😭残念❗️

  • ぱる

    豊後竹田藩の話。実在する岡藩中川氏をモチーフにしてて藩の秘密を守るための攻防戦が繰り広げられる。実際の岡城に見学に行った時に貰った場内の案内図を見直してみると、物語に登場する地獄谷も描かれてました。また、知っている地名も沢山出てきて嬉しかったです😃 久住の山にある中川公墓所を見学した時は、正しくキリシタンの墓でした。

  • 好奇心

    はぐれ鴉の異名を持つ、竹田藩城代家老・玉田巧左衛門が起こした、十数年前の藩士一族殺傷事件を巡る、父等を殺害された山田才次郎が、身分を隠し剣術指南役として藩に戻り、敵討ちしようとする話、藩はキリスト教の布教が盛んであり多くの洗礼者が存在した、隠れキリシタンが多くいた藩であった、幕府に知れたら禁教の時代であり、藩のとりつぶしにあうので、逃れるために起こした狂言だった、当時は同じような話が実際多くあったと想像される

  • グランくん

    江戸前期の豊後竹田藩で、一族郎党二十四人を惨殺され、唯一人生き残った六歳の次郎丸。江戸で剣術修行に励み、国に帰って復讐を目論む。 宗教に纏わる歴史ミステリーですが、凄い仕掛けが施されており読み応えがありました。

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