死者の学園祭 赤川次郎ベストセレクション 12 角川文庫

赤川次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043870141
ISBN 10 : 4043870140
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
15cm,265p

商品説明

M学園の女子高生3人が、立ち入り禁止の教室を探検した後、次々と死んでいった。彼女たちが自殺するなんて……。真相を突き止めようと探る真知子に忍び寄る恐怖の影! 17歳の名探偵が活躍するサスペンス・ミステリー

内容詳細

武蔵野にある手塚学園。この一角にある立ち入り禁止の部屋に、3人の女子高生の姿があった。軽いいたずらを仕掛けるためだったのだが、彼女たちは気づかなった。背後に冷酷な視線があることを。そして、3人は次次と謎の死を遂げる―。クラスメイトの死に疑問を抱いた結城真知子は、1人で捜査に乗り出した。学園に忍び寄る恐怖の影に立ち向かう、女子高生探偵の活躍を描く青春サスペンス・ミステリー。

【著者紹介】
赤川次郎 : 1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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小学生の時に初めて読んだ赤川次郎さんの小...

投稿日:2021/07/07 (水)

小学生の時に初めて読んだ赤川次郎さんの小説。久しぶりに読んでみました。青春学園ミステリーです。今読んでも本当に読みやすかったです。内容も所々忘れていましたが最後の方はかろうじて覚えていました。本当に懐かしかったです。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    同級生達が次々と殺害される深刻な事件のだが主人公真知子の性格のおかげで悲惨さを感じずに読み進められる。殺人事件の合間に恋愛も絡み軽く読める。これが赤川さんのテイストなんだろうか。なんとなく黒幕は想像ついたけど明るく前を向く真知子がよかった。【カドフェス 2017】

  • HANA さん

    名門学園で次々に殺されていく生徒たち。という粗筋から滅茶苦茶ドロドロとした内容を想像しつつ読んだのだが、そこは赤川次郎。ライトな語り口と内容で明朗で健康的なミステリとなっている。現在のミステリを読みなれた目で見てみると、流石に警察があの偽装を見破れないとか有り得ないだろう。とか、教師のその行動は当時でも論理的に問題だったのでは。とか粗が目につくけど、そういう部分も含めての昭和ミステリだと思うと、読んでいてちょっと嬉しくもなる。ご都合主義も目につくけど、それでも一気に読まされるのは流石に名高い作品だなあ。

  • 扉のこちら側 さん

    2018年258冊め。40年近く前の作品ではなかろうか。先生たちの野球描写だとか、転校生を学校案内する時に走り回ったりと懐かしの昭和風景が楽しめる。主人公にとってはヘヴィーな展開と結末であるのだが、その心痛すらさらっと描くユーモアミステリである。

  • Take@磨穿鉄靴 さん

    この本は中学1年生の夏休みの時に文庫本を1日で一気読みした最初の本だったと思う。内容は覚えていなかったけど当時はワクワクしながら読んだという記憶だけは残っていた。幼い頃の自分を探しながら読む。一気読みする勢いは無かったけど2日で読み終える。なんだかんだで楽しめた。真知子も同じように時間を重ねているなら私より年上だしもう還暦越えてるのかな。三世代探偵のおばあちゃん位か。★★★☆☆

  • 本木英朗 さん

    赤川次郎の青春サスペンス・ミステリのひとつである。俺は小学校時代から高校時代まで、本当に20回以上読んでいたが、その旧版はどこかに忘れてしまったので、今回新版で読んでみた。武蔵野にある手塚学園。この一角にある立ち入り禁止の部屋に、3人の女子高生の姿があった。軽いいたずらを仕掛けるためだったのだが、彼女たちは気づかなかった。背後に冷酷な視線があることを。そして、3人は次々と謎の死を遂げる――という話である。主人公である結城真知子とう女子高校生がいるのだけれど、まあそれも含めての話かな、うん。(→)

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人物・団体紹介

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赤川次郎

1948年、福岡県生まれ。76年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。80年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。2016年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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