幽霊列車 文春文庫

赤川次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167262020
ISBN 10 : 4167262029
フォーマット
出版社
発行年月
1981年08月
日本
追加情報
:
16cm,334p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    幽霊列車は、長い台詞から始まる。 そして主人公は、永井夕子と宇野喬一。 大学生と警察官。 2人の凸凹組の物語の始まり。 始めての入賞作品とは思えない、完成度の高さ。 登場人物の面白さ。 量産できる根源をみたような気がしました。 歴史的作品を読み終えて、ここから赤川次郎がはじまったのだという実感が涌きました。解説なし

  • はらぺこ さん

    四十男にとっては夢の有る作品でした(笑) 最後の『善人村の村祭』を読み始めた時は、冬になったら善人村を探す旅に出ようかなぁと思いましたが、やっぱ家が一番ですよね〜。 この幽霊シリーズが何冊出てるのか知りませんが、今後も読んでみようと思います。

  • ばりぼー さん

    氏のデビュー作。「幽霊列車」寂れた田舎町を出発した始発列車から8人の乗客が消失。トリックを弄せざるをえなかった事件の背景も、伏線としてあちこちに散りばめられており、実に丁寧に練り上げられた佳作。民間人が捜査に平然と介入するリアリティのなさは許せるとしても、出会って三日で四十男とベッドインしてしまう女子大生の軽さはけしからん(笑)。その他、真夏にホテルのバルコニーで男が凍死していた「凍りついた太陽」、晴天続きなのに被害者がレインコートに長靴という奇妙な服装をしていた「ところにより、雨」なども楽しめました。

  • セウテス さん

    赤川次郎氏のデビュー作品を含む短編集。やもめの中年刑事と推理マニアの女子大生のコンビが活躍する話です。山の温泉へ向かう列車の乗客八人が消えてしまう表題作「幽霊列車」をはじめ、実に質の良いトリックを用いた作品ばかりです。赤川氏の特徴であるユーモア、テンポある気持ち良い文章は勿論、全ての作品が高いレベルなのには驚かされます。二人のコンビを生き生きと描く一方、『何故、八人は列車から消えてしまったのか』など、現実の中の非現実を違和感なく読者に見せていて、インパクトのある謎が今読み返してもなお新しく感じられます。

  • クリンクリン さん

    赤川次郎さんデビュー作。ユーモアミステリの原点がここにあると思うと感慨深いものがあります。どの短編も質が高いものでハッキリ言って面白いです!こういった発想力が多くの作品を残す原点となってるんですね。これからもユーモア溢れる作品を数多く作り上げていってほしいと思います(´▽`;)ゞ

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人物・団体紹介

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赤川次郎

1948(昭和23)年2月29日、福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。数々の人気シリーズがあり、著作は600冊を超える。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、2016年に「東京零年」で第50回吉川英治文学

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