新世界より 上

貴志祐介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062143233
ISBN 10 : 4062143232
フォーマット
出版社
発行年月
2008年01月
日本
追加情報
:
20cm,498p

商品説明

1000年後の日本。一見のどかに見える学校で、徹底的に管理されている子供たち。何も知らずに育った彼らに、悪夢が襲いかかる! いつわりの共同体が隠しているものとは。3年半ぶり書下ろし長編小説。

内容詳細

子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは―。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる。

【著者紹介】
貴志祐介 : 1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年、『十三番目の人格―ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作に選ばれる。1997年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞長編賞を受賞。つねに話題作を発表し続ける、エンターテインメント界の鬼才(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takaC さん

    「U夏闇」の途中で中巻へ続く文庫上巻よりも、「V深秋」を終えて下巻へ続くこちらの構成の方が、より巧み。

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    ドヴォルザークなタイトルだけど心は固めにクロスアームブロック。初貴志さんが『黒い家』だった身にはノーガードで突っ込む訳にはいかない。語り部ミノシロモドキがこの世界の説明終える頃には、魅了と嫌悪がじりじりと触手を伸ばして来る。サイキックなのに因習に縛られたボノボ社会。真言(マントラ)・悪鬼・業魔化した瞬。明晰な描写はイメージし易いが、ねじくれた像しか結ばない生態系異生物。貴志ワールドにずっぼり呑まれたいような、危険感じるような。忠犬すばる、けなげだ。

  • そのぼん さん

    長い!!けど、めっちゃ面白い。一気に読んじゃいました。ファンタジー?の世界に吸い込まれました。グロいシーンとか性描写とかもあったけどさらっと読めました。下巻にも期待します。

  • エンブレムT さん

    初の貴志作品にこの本を選んだのは正解?失敗?行間から立ちのぼってくるような暗い何かに囚われ、何も起こらないうちから妙に不安な気分になりました。「呪力」による理想郷の現実が、子供達の目を通して薄皮を剥ぐようにして見えてくる。待ち受けているのは、とてつもなくブラックな何かなんだろうか・・・そう思うと怖くて仕方ないのに、下巻を読まずにはいられません。

  • しろいるか さん

    ぞくぞくする世界観だ。これは凄い。もっとも解りやすい喩えは日本版ハリーポッターというところか。呪力と様々な魑魅魍魎、魔法学校ならぬ全人学級。気付くと途中で居なくなっている何人かの生徒…。主人公早季とクラスメートの真里亜、瞬、覚、守の5人が経験したとんでもない夏季キャンプ。ミノシロモドキによって明かされた話やバケネズミのコロニー間抗争だけでも十分エキサイティングであるのに、終盤、怒涛の展開が…。上巻だけでもずいぶん消耗したが(笑)下巻へのいざないは断ち切れない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

貴志祐介

1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して刊行される。97年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』

プロフィール詳細へ

貴志祐介に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド