鷹と生きる 鷹使い・松原英俊の半生

谷山宏典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635310321
ISBN 10 : 4635310329
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;19

内容詳細

目次 : 序章 鷹使いが生まれた日/ 第1章 現代に生きる鷹使い―狩りと生活/ 第2章 旅立ち―修業生活へ/ 第3章 運命の出会い―家庭をもつということ/ 第4章 生きものとともに―飽くなき好寄心と愛情/ 第5章 デルス・ウザーラのように/ おわりに―生きものとしての逞しさに魅せられて

【著者紹介】
谷山宏典 : 1979年愛知県豊橋市生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。大学在学中に体育会山岳部に所属し、卒業後の2001年には明大隊の一員としてガッシャーブルム1峰(8068m)と同2峰(8035m)に登頂。その後、編集プロダクション勤務を経て、09年フリーのライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • マリリン さん

    鷹との写真に惹かれた。生活を営む収入を得る職業としては、殆ど成り立たない職業に躊躇いもなく人生をささげた松原英俊。子供の頃から生き物が、特に鳥が好きだったが、意外だったのは大学在学中にこの道を選んだ事。軸がブレない生き方は、自分の師との決別の理由や、結婚生活・子育てからも感じられ深い感銘を覚えた。人間としての生き方が天才...そうかもしれない。読み手によっては残酷なシーンと感じる場面もある。動物への愛情はシジュウカラが松原の顔にとまり、巣営の材料にと髪の毛を引っ張ったという話からも充分感感じる事が出来る→

  • はじめさん さん

    鷹を使って狩猟を行う鷹使い、松原英俊さんの半生記。日本の鷹猟は大陸から伝来し、貴族武家の支配層によって流行した。東北では冬季に動物性たんぱく質を得るために鷹を使ってウサギを獲る猟法が生まれたとか。現在では鷹を調教、実際に狩猟で使えるのは松原さんくらいとの事。重ねて、オオタカなんかは保護が厳しくなり、手に入れるのも難しい。/ 鷹は猟具ではないので、狩猟免許なしで小動物を狩ってもよい。/ 鵜飼なんぞは皇室に献上する鮎を取る役とかで、武家から皇室に鞍替えして残っているが、鷹は難しいのかね。杖の上に止まってそう。

  • minimu さん

    昔からなんとなく憧れがある「鷹と生きる」鷹匠や鷹使いの生き方。ですがこちらの松原さん、ただものじゃなさすぎて。。「妻子より鷹が大事」と言い切ってしまったり、ヘビと見るや毒があろうと素手で掴んだり、お金がなくてもやりたいことをやるのに躊躇しなかったり。こんな方が日本にいたんだ、と驚きの連続でした。超自然的とも言える体験の数々もすごかったですが、意外と昔ながらの生活では、自然が助けてくれるとか、そういうこともあったのかもなあとも思いました。

  • aoko さん

    鷹を使って狩りをしている松原氏の半生。鷹狩では生活していけないので、鷹狩の生活に重点を置き、その他の時間でアルバイトをして現金収入を得ている。60代後半になっても自分の望む生活ができるのは肉体的にも精神的にもすごいなぁ、と思う。生き物を見かけると追いかけて捕まえて食べてみたい、と思い、そして実際そうしている松原氏にびっくり。

  • CBF さん

    (★★★☆☆) 山形県の鷹匠に弟子入りし、鷹狩の技術を学んだ松原英俊の半生を追った本。彼は、鷹匠としての生活を40年以上にわたって貫き通してきた。現在、クマタカを使った実猟ができる日本でただ一人の人物であるー。 ほぼ無収入の鷹狩一筋で生きている人が現在実在すること、そして彼に妻と息子がいるということに驚いた。「特に今、いろいろと世知辛い世の中になっているじゃないですか。そんな厳しい世相の中で、彼のようなおバカさんがひとりぐらいはいてもいいのかな、とも思うんです。」という妻の言葉の度量の広さ...!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品