欅の木 BIG COMICS SPECIAL 人びとシリーズ 新装版

谷口ジロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091828781
ISBN 10 : 4091828787
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;21

商品説明

ヨーロッパの主要なコミック・フェスティバルすべてにおいて受賞の栄誉に輝き、今や日本を代表する作家となった谷口ジロー氏が、内海隆一郎氏の珠玉の連作「人びとシリーズ」から厳選して作画した名品を、新装版で復刊。

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読書メーターレビュー

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  • マリリン さん

    「欅の木」「白い木馬」「再会」「兄の暮し」「雨傘」「絵画館付近」「林を抜けて」「彼の故郷」...作品を並べるとそこからシャンソンが聞こえてきそう。谷口ジローの作品が海外、特にフランスで人気があった理由はそこにあったのか。まさにバンドデシネの世界。「欅の木」は、やっかいものに思われた木が多彩な表情を見せる。まるで人間と語り合うかのように。「彼の故郷」はお互いの両親の反対を押し切って異国の地に嫁いだフランス人女性が僅か3年で夫と死別、失意の中で開いた個展。年月を経て人間の感情が解きほぐれ解りあえた姿に涙した。

  • 本木英朗 さん

    〈追悼・谷口ジロー氏〉の物語の1作である。「欅の木の方が先に住んでいたんです」という言葉が出てくる、まさに「欅の木」ほか7編を収録。今回もよかったよね。中でも俺は、「再会」が凄く満足だったかな。まあ他の短編もみんな面白かったけどね。……ではでは、また。

  • あきあかね さん

     人びとの心の機微を描く内海隆一郎の短編小説を、谷口ジローが綿密な描線で漫画に仕上げている。 「母親の手が背中を撫でてくれていた。ノエミさんは、胸の奥から寄せてくる温かい波に心をゆだねながら、彼の微笑みを感じていた。」若くして日本人の夫に先立たれたフランス人女性が日本に残り、年月を経て、結婚に反対し続けていた夫の母親と和解する『彼の故郷』。 「通りの角まで来てようやく後ろを見た。画廊の前に「妻」が一人で立っていた。ふり向いた岩崎さんへ丁寧にお辞儀をしてよこした。いい娘に育ててくれたね。⇒

  • 阿部義彦 さん

    内海隆一郎さんの「人びとシリーズ」200作余りの中から、谷口ジローさんが8作品を選んで漫画家した作品のようです。老夫婦の話が多く私もそんな歳なのでどれも身に染みました。特に昔別れて、会う事を許されなかった娘に、身元を隠して会いに行く「再開」が良かった。自分と同じ道を進んだ、娘が絵の中から話しかけてきたのでしょう。

  • 本木英朗 さん

    今の時点ではやっぱり「楡の木」かなあ、俺も。でも他の作品もみんないいけどね!!

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人物・団体紹介

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谷口ジロー

1947‐2017。鳥取出身。1970年代より青年コミック誌を中心に活動。『犬を飼う』で小学館漫画賞審査委員特別賞、関川夏央との共作『「坊っちゃん」の時代』で日本漫画家協会賞優秀賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞等を受賞。1990年代半ばに『歩くひと』がフランスで紹介され、以後『遙かな町へ』、『神々の山嶺

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