想い人 あくじゃれ瓢六捕物帖 文春文庫

諸田玲子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167916404
ISBN 10 : 4167916401
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
266p;16

内容詳細

恋女房のお袖が江戸の大火で行方不明になって八年が経った。いまだお袖の生存を信じる色男の瓢六の許に、今日もまた厄介事が持ち込まれる。居候先のお殿様の心中事件に、姿をくらました琉球王家のお姫様捜し、仇討ちの仲裁と忙しい。そんな折、お袖に似た女を見たという話がとび込む。どうする瓢六。人気捕り物シリーズ第六弾。

【著者紹介】
諸田玲子 : 静岡県生れ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳、作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年『四十八目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞。平安朝、戦国時代、明治、大正、昭和など多岐にわたる時代に題材をとった小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はにこ さん

    ここに来るまで沢山の大切な人を失った瓢六。最後に一番大切な人が帰ってきて良かった。お奈緒はきっと胸中複雑だっただろうに、瓢六の幸せを願って取った行動が素晴らしかった。弥左衛門達、お仲間も瓢六を大事に思っているんだなぁと感じて胸熱だった。お奈緒もいつか幸せになって欲しいと願いながらシリーズを読み終えた。

  • たーくん さん

    八年前の天保九年の大火で、恋女房のお袖とお腹の子が、行方知れずに――。少しずつ、気力を取り戻していた瓢六のもとに、「梅の木を眺めている女がお袖にそっくりだった」という話が届いた。瓢六の心は、お袖と、武家の女性・奈緒の間で揺れ動く。瓢六はお袖と再会できるのか。それとも、奈緒への気持ちを貫くのか。そのほか、島流しから江戸にもどり、妻との再会を願う武士など、魅かれあえども結ばれない男女を描いた今作は、「人を想う」ことの哀歓を情感豊かに描き出したシリーズ6作目の最高傑作!

  • ぺしみち さん

    前作から間をあけすぎたか、もしくは飛ばしてしまったのかも…。いまいちのめり込めなかった。少し前から読んだ方が良かったかなー。

  • くらさん さん

    最後の一行。これを何年も待っていた。今もこれからも幸せなことばかりでは無いのは分かっているけど、せめて2人が喜びあえたことを喜びたい。 前作から日にちが経ちすぎて忘れてた部分もあったけど、十分面白かった。

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