再会 あくじゃれ瓢六捕物帖 文春文庫

諸田玲子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167906511
ISBN 10 : 4167906511
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
328p;16

内容詳細

天保の大火でお袖を失い自堕落な生活をおくる色男・瓢六。しかし老中・水野忠邦と“妖怪”鳥居耀蔵の陰謀に苦しむ人々を見ていられず、また謎の武家女性・お奈緒の魅力に導かれるように、相棒の堅物同心・篠崎弥左衛門と幕政の理不尽に立ち向かう。大切な人を喪った者のみが知る優しさが漂うシリーズ第四弾。

【著者紹介】
諸田玲子 : 静岡県生れ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳、作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    切なくて苦しくなりました。衝撃的な1冊と言ってもいいかもしれません。大切な人を喪ったからこそ知り得る優しさは漂っていますが、喜びを感じるような雰囲気はありません。幕府の理不尽に立ち向かう瓢六は自らの中にある悲しみを振り切るために行動を起こしたのかもしれないと思うと胸が締め付けられました。とはいえ、自ら立ち上がることができたからには、幕末に向かい、動いてくれると信じたいです。新たな出会いもあったことですし。

  • keiトモニ さん

    冷血ではなくまさしく温血。痛快じゃ。こうでなくっちゃ。瓢六は“亡き恩人にかつて言われたことがある。おめえにゃ欠けているものがあると。体を使って働いてみろ…。ようやくその言葉が腹に落ちたと思ったのに、いくらも経たないうちにこの体たらく”👈こんな時にしっかりしろと言葉で励ましても何にもならんけど。で瓢六も所詮“奈緒を助けようと飛び出した時の胸の昂ぶりを思い出し…あの熱い思いは何だったのか。忠誠心ばかりとも思えない。…へ、おいらともあろうものが…”男ってことだねぇ。また、あれほど惚れてたお袖への思いはどこに。

  • はにこ さん

    前作から数年後の設定。お袖のことや、源次親分、弥左衛門などが様変わりしていて何冊か読み飛ばしたかと思った。自堕落だった瓢六が再び動く。しかし、敵はあまりにも大きい。奈緒や不浄斎など新たな登場人物も気になる。

  • たーくん さん

    天保の大火でお袖を失い自堕落な生活をおくる色男・瓢六。しかし老中・水野忠邦と“妖怪”鳥居耀蔵の陰謀に苦しむ人々を見ていられず、また謎の武家女性・お奈緒の魅力に導かれるように、相棒の堅物同心・篠崎弥左衛門と幕政の理不尽に立ち向かう。大切な人を喪った者のみが知る優しさが漂うシリーズ第四弾。

  • 蕭白 さん

    以前に読んだことがあるはずでしたが、衝撃の展開にビックリでした。

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