CD 輸入盤

交響曲第3番、ピアノ協奏曲第2番、交響的断章 山田一雄&東京都響、園田高弘(1978年ライヴ)

諸井三郎(1903−1977)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KDC24
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

諸井三郎記念コンサート・ライヴ
物凄い充実感と感動!
まさに人類の至宝的録音の発見!
音質もクリア、まるで最新録音のような臨場感!


Naxosの日本作曲家シリーズで大きな衝撃と感動を与えた諸井三郎の交響曲第3番。碩学・片山杜秀氏もしばしば引き合いに出していた山田一雄による1978年の驚愕のライヴ音源が発見されました。
 これは前年77年3月に世を去った諸井三郎を追悼し、友人の中島健蔵、今日出海、江戸英雄、柴田南雄、團伊玖磨らが主催して行ったコンサートで、遺作となったピアノ協奏曲の世界初演も行われました。
 当録音は、このコンサートが後世の宝になると確信した中島ら主催者一同が、旧アジアレコードの浅野芳廣氏に録音を依頼、念入りかつ丁寧な仕事がなされました。しかし時期尚早で発売のめどがつかないままお蔵となり、忘却の彼方へ沈みましたが、今回満を持してのリリースとなります。
 演奏はさすが山田一雄。白髪を振り乱し、指揮台の上を飛び跳ねる入魂ぶりで、異常なボルテージの高さと音楽の大きさに圧倒させられます。
 まるでブルックナーのような大作・交響曲第3番は彼のベスト演奏のひとつに数えられると申せましょう。園田高弘も難技巧の要求されるピアノ・パートを巨匠風に征服。いずれも今日では味わえない大物の演奏となっています。ピアノ協奏曲第2番は、その後再演されておらず唯一の音源。
 もともとレコード発売を前提としていたため、録音も本格的。会場にいるかのようなリアルなサウンドを再現しています。
 ブックレット解説はもちろん片山杜秀氏の書き下ろし。氏にとっても思い出のコンサートだけに非常な力作となっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
諸井三郎:
・交響的断章 (1928)
・ピアノ協奏曲第2番 Op.31(遺作)
・交響曲第3番 Op.25
 園田高弘(ピアノ)
 東京都交響楽団
 山田一雄(指揮)

 録音時期:1978年4月6日
 録音場所:東京文化会館
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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日本作曲界きってのシンフォニスト、諸井三...

投稿日:2009/12/28 (月)

日本作曲界きってのシンフォニスト、諸井三郎氏の追悼演奏会のライヴ録音。第3交響曲以外は恐らく世界初録音ではないでしょうか?(CD自体に明記はないのですが・・・)3作品しか収録されておりませんが非常に充実した内容であっという間に全曲聴いてしまいます。山田一雄&東京都交響楽団の演奏も緊張感のある大変素晴らしい演奏であり、ピアノ協奏曲での園田高弘は集中力のある演奏でこの曲のベストと言って良いかも知れません。またそれ以上に素晴らしいのは片山氏の解説。ナクソスの日本人作曲家撰集をご存知の方ならお分かりでしょうが、今回は特に力作でありこの解説だけでも十分な内容です。こういうCDはすぐ完売したりするので、購入するかどうか悩んでいる方は是非購入する事をおすすめします。

レインボー さん | 不明 | 不明

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発売前からコメントして申し訳ありませんが...

投稿日:2009/06/21 (日)

発売前からコメントして申し訳ありませんが、まさに日本人の至宝ともいうべき曲と演奏です。私はこの演奏の放送をエアチェックし擦り切れるまで聞きました。園田高弘のまるで鍵盤に一音一音を刻むかのような集中力のほとばしる協奏曲。そして私たち日本人が思わず手を合わせて帰し方を拝跪したくなるような第3交響曲の終楽章の崇高なトランクィロ。その深遠な音を虚空に放射するかのように輝かせた山田一雄と都響。1978年の東京楽界を震撼させた奇跡のような名曲名演が甦って、こんなに嬉しいことはありません。

yukkie さん | 東京都 | 不明

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